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ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスは新たなソーシャル・メディアへの投稿で「ずっとアークティック・モンキーズに入りたかった」と語っている。

ジュリアン・カサブランカスはアークティック・モンキーズのデビュー・アルバム『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』のアルバム・ジャケットに模した写真を投稿している。

2006年にリリースされた『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』のアルバム・ジャケットはレヴァランド・アンド・ザ・メイカーズのジョン・マクルーアの兄弟であるクリス・マクルーアがタバコを吸うモノクロ写真となっている。

ジュリアン・カサブランカスの投稿はアークティック・モンキーズのロゴがザ・ストロークスに差し替えられている。

ジュリアン・カサブランカスはキャプションに「ずっとアークティック・モンキーズに入りたかった」と添えている。

クリス・マクルーアはこの投稿に反応を示しており、「自分のことを知る人はザ・ストロークスを好きなことは分かってもらえるはずだけどさ。だから、ジュリアン・カサブランカスが自分のふりをしている写真を見て、大興奮だよ」

アークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーはザ・ストロークスを好きなことを長年にわたって語っており、2018年にはライヴで“Is This It”をカヴァーしている。最新作『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』の“Star Treatment”では「I just wanted to be one of The Strokes. Now look at the mess you made me make(ただ僕はザ・ストロークスの一員になりたかっただけ、それが今ではこのザマだ)」と歌われている。

「僕たちがバンドを始めてすぐの頃、大学で彼らのファースト・アルバム(『イズ・ディス・イット』)ばかり演奏していたのを覚えているよ。多くの人たちが彼らに夢中になっていて、彼らのようなサウンドを鳴らすバンドがたくさん出てきていたんだ」とアレックス・ターナーは2011年に『NME』に語っている。「ザ・ストロークスみたいなサウンドにならないように意識的に取り組んでいたことを覚えているよ。彼らのように聴こえすぎる曲は取り除くようにしていたんだ。あのアルバムは大好きだったけどね」

今年8月、アークティック・モンキーズはサフォークでニュー・アルバムをレコーディングしたと報じられている。

サフォーク州の海岸沿いにあるロンドンから2時間の場所にある修道院だったバトリー・プライオリーによれば、アークティック・モンキーズが6月から7月にかけて通算7作目のアルバムをレコーディングしていたと述べている。

今年1月、マット・ヘルダースはバンドが「新作の曲を書こうとしている初期段階にある」ことを明かしている。

インスタグラム・ライヴでマット・ヘルダースは『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』に続く新作に取り組んでいる中でバンドが「様々な障害に直面した」と説明している。

「僕らのうちの1人は海を隔てているからね」とマット・ヘルダースは新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限に言及している。

「誰しもがやりたがっているんだけどね。平常時だったら今頃はやっていただろうけどさ。できるだけ早く新作に取り組みたいという気持ちは間違いなくあるよ」

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