Sebastian Mlynarski & Kevin J Thomson

Photo: Sebastian Mlynarski & Kevin J Thomson

チャーチズはニュー・シングル“Good Girls”を公開して、来年3月に行うUKツアーの詳細を発表している。

ローレン・メイベリーをヴォーカルに擁するチャーチズは“Good Girls”をBBCラジオ1のアニー・マックの番組でホッテスト・レコードで初公開している。ローレン・メイベリーはこの曲について「女性蔑視の価値観」に向けたものだと説明している。

「『憧れの対象を葬り去るのは面倒』という冒頭の歌詞は、友人たちがある問題のある男性アーティストを愛することに対するいまの社会で持つ意味合いについて議論しているのを聞いて書いたもの。みんなが自分のヒーローを弁解するためにどれだけのことをするのか、それが私自身の世界での経験とあまりにも対照的であることに衝撃を受けた」

「女性は常に自分の存在権を正当化し、自分の居場所を確保しなければならない。良い女の子に悪いことは起こらないと言われているし、自分を小さく、安全に、受け入れられるように世間の理想に合わせていれば大丈夫だと言われているけど、それはクソみたいな嘘よ」

“Good Girls”はチャーチズの楽曲ならではの高揚感のあるシンセ・ポップとなっている。

“Good Girls”は8月27日にリリースされる通算4作目のアルバム『スクリーン・ヴァイオレンス』から公開された3曲目の楽曲となっている。アルバムからはこれまでにロバート・スミス参加の“How Not To Drown”と“He Said She Said”が公開されていた。

新曲の発表に合わせてチャーチズは2022年に行うUKツアーの詳細を発表している。

MARCH
14 – Edinburgh, Corn Exchange
15 – Newcastle, O2 City Hall
16 – London, O2 Academy Brixton
18 – Birmingham, O2 Academy
19 – Manchester, O2 Apollo

シンガーのローレン・メイベリーはニュー・アルバムについて次のように語っている。「ほとんど現実逃避ともいえるような何かを書ける状況は、私にとって助けになった。最初は自由な感覚で、それからコンセプトとストーリーを持たせて、自分の感情と経験をつむいだ。終わってみると、どの歌詞も間違いなく個人的なものだった」

バンド・メンバーのマーティン・ドハーティは次のように続けている。「僕にとっては、スクリーンという言葉は文字通りの存在だった。このアルバムを作るとき、僕らの生活の半分は画面を通しているようなものだったからね。初めはコンセプトとしていたものが、今ではライフラインだ」

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