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ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカス、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、パティ・スミスらはパレスチナ人の人権を訴える公開書簡に署名している。

「ミュージシャンズ・フォー・パレスチナ」と題された公開書簡にはラン・ザ・ジュエルズ、ロジャー・ウォーターズ、クエストラヴらも署名しており、パレスチナ暫定自治区や世界各地でのパレスチナ人に対する人権侵害を終わらせることを求めている。

これは昨今のイスラエル・パレスチナ衝突を受けてのものとなっている。

公開書簡は「世界中で植民地的な支配や攻撃と闘っている人々やパレスチナ人に対する正義、尊厳、民族自決の権利」を求めるものとなっている。

「自由と主権という点でパレスチナ人とその人権を支援するという信念を守り、イスラエルの文化施設でパフォーマンスを行うことを拒否して、あなたの名前を私たちに加わってもらうことを求めます」

公開書簡は次のように続けられている。「イスラエルの戦争犯罪は沈黙の中で共謀されてきましたが、今はもう沈黙は選択肢ではありません。イスラエルによる包囲されているガザ地区への残酷な空爆はここ数週間で245人以上の命を奪っており、沈黙は選択肢ではないのです。東エルサレムのシェイフヤラ地区の住民は引き続き自宅をなくしている中で、沈黙は選択肢ではないのです」

Boycott-Israel-Musicians

これまでもアーティストたちはイスラエル・パレスチナ衝突に対する抗議運動を行っており、現在は停戦に至っている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはイスラエルによる空爆で人が亡くなったことを受けてパレスチナ人への共感を表明していた。

バンドは次のようにツイートしている。「シェイフヤラ地区やアルアクサ・モスク、ガザ地区で目撃されている攻撃と残虐行為はイスラエルの残酷なアパルトヘイトとパレスチナの武装支配が何十年も続いていることを示しています。あらゆる形で植民地的恐怖に抵抗するパレスチナ人を支持します」

イスラエルの警察側がパレスチナ人の集会を阻止するため旧市街の入り口の一つであるダマスカス門にバリケードを設置して封鎖したことを受けて、今回の紛争は始まっている。

これによってユダヤ人への襲撃があり、イスラエルの警察はそれを受けてアルアクサ・モスクでも衝突を起こしている。それを受けて、パレスチナの武装組織とイスラエル軍の間ではロケットによる攻撃や空爆が起こっている。

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