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ザ・ストロークスはニューヨーク市長選挙の候補であるマヤ・ワイリーのために資金を募るアコースティック・ライヴを行っている。

アメリカ自由人権協会や全米有色人種向上協会の弁護士だったマヤ・ワイリーは6月22日に行われる選挙に出馬としており、アンドリュー・ヤン、レイモンド・マクガイア、ディアンヌ・モラレスらと対決することになる。

Zoomで配信されたパフォーマンスで、ジュリアン・カサブランカスとマヤ・ワイリーは市長選挙についての対談も行っている。

ザ・ストロークスは国歌でパフォーマンスを始め、『イズ・ディス・イット』収録の“Someday”、最新作『ザ・ニュー・アブノーマル』の“The Adults Are Talking”を演奏している。映像はニューヨークの歴史的な画像を振り返るクレジット・ロールで締めくくられている。

ザ・ストロークスが政治的な集まりに参加するのは初めてではなく、昨年のアメリカ大統領選挙のために2020年2月にバーニー・サンダースの集会でパフォーマンスを行っている。

また、ジュリアン・カサブランカスは米『ローリング・ストーン』誌と共に「S.O.S. – アース・イズ・ア・メス」と題したインタヴュー・シリーズを立ち上げている。これまでにニューヨーク市長候補のアンドリュー・ヤンや言語学者にして哲学者のノーム・チョムスキーらにインタヴューしている。

マヤ・ワイリーは俳優のクリス・エヴァンス、ガブリエル・ユニオンらも支持している。

ザ・ストロークスはビリー・アイリッシュもおすすめの最新作『ザ・ニュー・アブノーマル』で初のグラミー賞を受賞している。ジュリアン・カサブランカスは受賞後、ブルース・ロックへの自身の見解を口にしている。

「自分としては常にロックンロールをからかってきたところがあってさ。笑えもすれば、クールでもあり、しっくりくる感じもあるとそう思っているんだよね。だから、僕らはこの賞を受賞したんだよ」と彼は語っている。「何かが死んだと言う人というのは、もしかすると想像力がないのかもしれないとは思うよね。正直、いろんなジャンルの音楽に余地があるわけで、必ずしもブルース・ロックだけじゃないんだよ。もう勘弁してほしいね」

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