時には、思い切り泣きたい時もあるだろう。ある時はステージの上、ある時はリアリティ番組の中、またある時はピアーズ・モーガンの前(この記事の後半に出てくるストーリーは、どんなタイプの人間をも涙させるだろう)かもしれない。ここに紹介するのは、なりふり構わず公共の場で泣いてしまった有名ミュージシャンたちだ。
アデル
ロイヤル・アルバート・ホールにて(2012年)
激しい恋と壮絶な別れを歌ったアデルの切なすぎるバラード“Someone Like You”は、どんな氷の心の持ち主の心も動かしてしまうような曲だ。この日のライブで、アデルがこの曲を披露した際、彼女の歌に合わせ観客の大合唱が起き、それに感動し涙している。
ファレル・ウィリアムス
「オプラ・プライム」のスタジオにて(2014年)
相手に涙を流させることができるインタヴューアーを誰か1人あげるとすれば、あのオプラ・ウィンフリーだろう。彼女は、番組内でゲストのファレル・ウィリアムスに世界中のファンが彼の大ヒット作“Happy”で踊る動画を見せたころ、彼は泣かずにはいられなかったようだ。「本当に感動するよ、自分のやっていることには満足しているし、人々が僕のことをこんなに長く信頼してくれるなんて感謝しかないよ」と語っている。
ペリー・エドワーズ(リトル・ミックス)
「トゥデイ・ショウ」出演中に(2010年)
今年初め、ワン・ダイレクションのバッド・ボーイ、ゼイン・マリクと別れてまだ数週間のころ、ペリー・エドワーズはニューヨークでリトル・ミックスの一員として“The End”を披露し、その演奏中に泣き崩れた。心の傷はまだ癒えていなかったようだ。それとも彼女はゼイン・マリクがプロデューサーのノーティ・ボーイと揉めた話でも聞いていたのだろうか?
マイリー・サイラス
アイ・ハート・ラジオ・ミュージック・フェスティバルにて(2013年)
ペリー・エドワーズのように、マイリー・サイラスは、感傷的な歌(この場合は、“Wrecking Ball”)を、恋人との別れのすぐ後に(俳優のリアム・ヘムズワースと別れている)歌い、涙している。別れの涙、それも大量の涙を生み出した。
ケイティ・ペリー
BBCラジオ1のティーン・アワードにて(2010年)
「花火のような」シンガー、ケイティ・ペリーからは歓喜の涙。彼女は2010年のBBCラジオ1のティーン・アワードにて「嬉し涙」を流し、ファンによる継続的なサポートに感謝した。彼女は泣きじゃくりながら「感情的になっても仕方ないわ。本当にこの曲に多くの応援をありがとう、それは私にとってとても大きな意味があることなの」と語っている。
カニエ・ウエスト
サマーフェストにて(2011年)
カニエ・ウエストが、ステージ上を、話題を作ることなしに去ったことがあるだろうか?この時は純粋に感動的なもので、彼はミルウォーキーで開催された同フェスで、2枚目のアルバム『レイト・レジストレーション』からのトラックで、2007年の手術中、悲劇的に逝去した彼の母に捧げた曲”Hey Mama”の演奏中に涙している。
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