41. “Life Is Real”の元々の歌詞
“Life Is Real”の冒頭の歌詞「罪悪感が枕に染み付いている(”guilt stains on my pillow”)」は当初、「女のアソコが染み付いている(”cunt stains”)」という歌詞で、その後「精液が染み込んでいる(“cum stains”)」という歌詞に変更されている。しかしながら、フレディ・マーキュリーのアシスタントであるピーター・フリーストーンから歌詞を変更するように説得されたのだという。
42. 切手が物議に
フレディ・マーキュリーは1999年に英国のロイヤル・メールから彼をモデルにした切手が発売されているが、そこにロジャー・テイラーが写り込んでいたことで、物議を醸すこととなっている。王室の人物以外、存命の人物は切手のモデルになれない決まりとなっていたのだ。
43. ロジャー・テイラーのミドルネーム
ロジャー・テイラーのミドルネームはメドウスである。ついでに言うと、「まったく面白くない」として、彼はバンドのセカンド・アルバム『クイーン II』の「タイトルが好きではない」ことを認めている。
44. フレディ・マーキュリーの遺書
フレディ・マーキュリーは遺書の中で、50万ポンド(約7,100万円)を彼のシェフのジョー・ファネリに、同じく50万ポンドをアシスタントのピーター・フリーストーンに、10万ポンド(約1,400万円)をドライバーのテリー・ギディングスに遺したと言われている。
45. 最後のスタジオ・アルバム『メイド・イン・ヘヴン』について
15作目のアルバム『メイド・イン・ヘヴン』は、フレディ・マーキュリーが最後に取り組んだアルバムとして知られている。ブライアン・メイはそのレコーディング過程について次のように振り返っている。「僕たちの計画としては、フレディの体調がいい時にはいつでも、彼の所へ行って、彼にできる限り彼に参加してもらおうというものだったと思う。半ばスタジオで生活していたような時期があったんだけど、よくフレディから『あと数時間で行けるよ』っていう電話がかかってきたものだよ。できる限り、彼を使いたいと思っていたんだ」
46. ジョン・ディーコンのもう一つの顔
腕利きの電子工学技師でもあるジョーン・ディーコンは、何度かバンドのために機材を作っており、そのうちの一つに「ディーシー・アンプ」というものがある。
47. ブライアン・メイのピック代わり
ブライアン・メイはピックの代わりに6ペンスのコインでギターを弾いている。そのうちの一枚は、1993年に行った「バック・トゥ・ザ・ライト」ツアーと銘打ったソロ・ツアーの際に売りに出されている。
48. フレディ・マーキュリーの矜持
フレディ・マーキュリーはバンドのショウマンシップをとても大切にしていた。彼はかつてこう語っている。「コンサートは僕らのアルバムのライヴ・ヴァージョンじゃない。演劇的なイベントなんだ」
49. 自身へのイメージとの葛藤
フレディ・マーキュリーの友人であるデヴィッド・ウィッグによれば、彼はステージ上でのイメージが人との関係を築く上での妨げになっていると考えていたという。フレディ・マーキュリーは彼にこう言っていたという。「僕はモンスターを生み出してしまったんだ。みんなは僕をそのイメージで見るから、僕にはハンデがあるんだよ。誰かと関係を築こうとする時、僕はその人がこれまでに会った中でも最も素敵な人間だというのにね。僕はいい奴なんだ」
50. フレディ・マーキュリーが恐れていたこと
フレディ・マーキュリーは自身をピアニストとして上手ではないと感じており、”Bohemian Rhapsody”をライヴで披露する時のピアノ演奏を恐れていた。
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