21. セレブリティとのトラブル
トム・ヨークは、そのむっつりとした態度とセレブ嫌いが原因で、過去にちょっとしたトラブルを引き起こしたことも。ケリー・ジョーンズは「みじめなクソ野郎」とコメントしており、ジャック・ブラック、マイリー・サイラス、カニエ・ウエストなども過去にトム・ヨークの無愛想な態度に公の場で不満を漏らしている。
22. トム・ヨークが語る自身の性格
トム・ヨークは、彼の根暗だという評判に対して1996年に反論している。「俺が単に世界のニヤけた馬鹿どもに囲まれているだけだよ。俺はそうなりたいとは思わないね」
23. 『NME』の最初のレディオヘッド評
1992年には、『NME』誌でレディオヘッドについて「臆病で言い訳じみたロックバンド」と評価を与えていた。しかし、1997年発表の『OKコンピューター』では、10点中10点満点でその評価は決定的なものに。
24. “Creep”を書いたきっかけについて
“Creep”は、80年代にトム・ヨークがエクセター大学に在籍していた際、一目惚れをしていた女の子にフラれたことから書かれた曲だ。彼は、この曲について誰かと恋に落ちること、そして、決して満足できるわけではないことと説明している。「世の中は美しい人々と、残りの人々の2つに分かれているんだ」
25. ジョニーのトレードマーク
90年代中盤、ジョニー・グリーンウッドは、腕の補助のために手首にリストバンドをつけ始めた。それ以来、手の不調が治った後もリストバンドをつけ続け、服装もこざっぱりしたために、このリストバンドがが目立つようになり、彼のトレードマークのようになった。
26. 成功の代償
1993年にレディオヘッドのデビュー・アルバム『パブロ・ハニー』が大ヒットを収めると、トム・ヨークは酒を飲みすぎたり、髪の毛をいじりすぎる(エクステ、金髪など)など、かなり自意識過剰になっていたと告白している。「オックスフォードに戻った時、耐えられなかったんだ」。2000年には彼は恐縮して「有名なったらみんな意識過剰にはなるもんなんだよ」と語っている。
27. メンバーの家族に捧げられた作品
レディオヘッドのメンバーたちは、家族が誕生するたびに複数の曲やアルバムを彼らに捧げ、誕生を祝福している。ジョニー・グリーンウッドの最初の息子のタミールにアルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』を捧げており、2001年にトム・ヨークの長男のノアに捧げられたのが『アムニージアック』で、2004年に娘アグネスに捧げられたトム・ヨークのソロ作『ジ・イレイザー』となっている。
28. バンド名の由来
レディオヘッドはオックスフォード大学に在籍していた時はオン・ア・フライデーというバンド名だったが、理由はいつも大学の音楽室で金曜日に練習をしていたことが由来である。1991年にメジャー・レーベルと契約をした際にトーキング・ヘッズの曲にちなみレディオヘッドに名前を変更している。
29. メンバーが取得した学位
レディオヘッドのメンバーは皆、学歴にも恵まれている。トム・ヨークは公立校出身にもかかわらず英語と美術の学位をエクセター大学にて取得している。コリン・グリーンウッドはケンブリッジ大学で英語の学位を取得、エドはマンチェスター大学で経済学の学位を、フィル・セルウェイはリバプール大学で英語と歴史の学位を取得している。ジョニー・グリーンウッドはオックスフォード・ブルックス大学で音楽を専攻していたが、1991年にレディオヘッドへの加入のため中退している。
30. アルバムの度に会社を設立
レディオヘッドは今回の新作『ア・ムーン・シェイプト・プール』のリリースにあたって、Dawn Chorus LLPとDawnnchoruss Ltdという二つの会社を設立している。レディオヘッドは、過去2作のアルバムでも同じような会社を設立している。2007年10月リリースの『イン・レインボウズ』の前にはXurbia Xendless Ltdを2007年7月に設立しており、2011年2月リリースの『ザ・キング・オブ・リムス』の前にはTicker Tape Ltdを2010年の12月に設立している。
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