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ロニー・ジェイムス・ディオはその死から11年を経て自伝が7月に刊行されることが決定している。

ヘヴィ・メタル界の偉大なヴォーカリストとして知られるロニー・ジェイムス・ディオは2010年5月に胃ガンで亡くなる前に自伝『レインボー・イン・ザ・ダーク』に取り組んでいた。本書は音楽ライターのミック・ウォールによって完成され、7月27日に刊行される。

出版社のパミューテッド・プレスは本書についてエルフ、レインボー、ブラック・サバス、ヘヴン&ヘルなど、多くの影響を与えてきたメタル・バンドでフロントマンを務めていたロニー・ジェイムス・ディオの50年に及ぶキャリアの裏にある物語を伝えるものになると述べている。

プレス・リリースでは「成長譚、武勇伝、楽屋やホテルやスタジオで起きたありのままの逸話、ツアーから離れた非公開の自宅での様子」が書かれていると述べている。

しかし、本書ではオジー・オズボーンに代わって1979年にブラック・サバスに加入したことやブラック・サバス在籍中のドラッグとの闘いなど、名声の裏側でロニー・ジェイムス・ディオが直面した試練についても垣間見えるという。

ロニー・ジェイムス・ディオについては昨年、ドキュメンタリーが製作されていることも報じられている。

ドン・アルゴットとダミアン・フェントンが監督を務める本作は米『ビルボード』誌によれば「彼のパーソナルのアーカイヴから未公開の映像や写真」が使われたものになるという。「近い仲間や友人、家族とのシーン」も盛り込まれる。

ロニー・ジェイムス・ディオの妻であるウェンディは次のように述べている。「BMGとロニーの待望のドキュメンタリーに取り組めることを本当に喜んでいます。ロニーは彼のファンを愛していました。ロニーの人生の旅路をみなさんが楽しんでくれることを願っています」

ロニー・ジェイムス・ディオはカヴァー・アルバム『ディス・イズ・ユア・ライフ』が2014年にリリースされており、メタリカは4曲をカヴァーしている。メタリカはすべてレインボーの楽曲である“Stargazer”、“Tarot Woman”、“Kill the King”、“A Light in the Black”をカヴァーしている。

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