GETTY

Photo: GETTY

カサビアンはトム・ミーガンが暴行の罪で有罪となったことを受けて声明を発表している。

カサビアンは「自身の人生を軌道に再び乗せることに全エネルギーを集中」させるために「双方の合意」によってトム・ミーガンがバンドを離れることを発表していた。

現地時間7月7日、トム・ミーガンはフィアンセのヴィッキ・エイジャーへの暴行の容疑でレスター治安裁判所に出廷しており、罪を認め、200時間の無償労働を宣告されている。

カサビアンはそれを受けて声明を発表している。「これで法的手続きも終わったことで、トム・ミーガンの脱退についてもコメントすることができます」

「バンド内の誰もこんなことが起こってほしいとは思っていません。僕らは全員で過去23年間、懸命に働いてきて、一緒に未来への計画を持ってきました。完全に打ちのめされています」

「でも、私たちにはトムにバンドを脱退するよう求める選択しかありませんでした。暴行の有罪判決を見逃すことはできないからです。ドメスティック・ヴァイオレンスやあらゆる虐待は受け入れられるものではありません」

「トムにかけられた容疑を知ってすぐに私たちはバンドとして彼とは仕事をしない判断を下しました。残念ながら、裁判で彼の有罪が確定するまで、この情報を伏せておかなければなりませんでした」

カサビアンはトム・ミーガンが出したファンの愛と応援に感謝し、「今はいい場所に」いて、「すぐにみんなと会えたらと思っている」と述べたメッセージにも言及している。

「私たちはトムが白状して、自分のしたことをみなさんに言うと思っていましたが、彼はそうせず、多くのファンを誤解させることになりました」

「トムは私たちを傷つけましたが、私たちはこうしたことの犠牲者ではありません。ドメスティック・ヴァイオレンスは言い訳のしようがないものです」

カサビアンはメッセージを「この大変な時も応援してくれる」ファンへの感謝と「すぐに会おう」という言葉で締めくくっている。

法廷では4月9日の事件時にトム・ミーガンが「ひどく酔っ払った匂いがしていた」と述べられている。暴力を目撃した子供が「家庭内で事件が起きた」と通報したという。

検事のナイーム・ヴァリは警官がヴィッキ・エイジャーが「見るからに怒っていた」と評し、一方、トム・ミーガンについては「非協力的で攻撃的だった」と述べていたと語っている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ