デーモン・アルバーンは新プロジェクトである「ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フローズ」の新たなロンドン公演を発表している。
アイスランドの景観にインスピレーションを得たこのプロジェクトは昨年10月に発表されたもので、5月26日にロンドンのバービカン・センターで公演を行うことが発表されていた。
今回、ロンドンでの新たな公演がツアー日程の後半に追加されており、6月3日にロンドンのパラディウムで公演が行われることが明らかになっている。ツアーは今回のプロジェクトの発端となったアイスランドのレイキャビクにあるハルパ・コンサート・ホールにて6月12日に行われる公演で締めくくられる。
ブラーやゴリラズのフロントマンであるデーモン・アルバーンはこのプロジェクトの概要で次のように述べられている。「真夜中に太陽を見ることのできるアイスランドは、氷河や火山、温泉、山々、素晴らしい岬という豊潤な自然美に囲まれたユニークな国です」
「北アメリカ大陸とユーラシア大陸のプレートが出会う、二つの大陸に跨った場所にあります。時間の経過や自然の儚さの兆候以上に魅力的なものなどあるでしょうか?」
「30年近くの間、アイスランドを頻繁に訪れてきたデーモン・アルバーンによるこの新たなプロジェクトは、オーケストラのアンサンブルや電子音、ヴォーカル、ピアノを組み合わせた、とてもパーソナルな音楽を演奏するためのものです。プロジェクトのタイトルはジョン・クレアの詩作『ラヴ・アンド・メモリー(原題)』から取られています」
デーモン・アルバーンは昨年8月、ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンとして最後の公演を行ったことを示唆している。デーモン・アルバーン、ザ・クラッシュのポール・シムノン、ザ・ヴァーヴのサイモン・トング、ドラマーのトニー・アレンからなるスーパーグループであるザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンは昨年11月にセカンド・アルバム『メリー・ランド』をリリースしている。
一方、ゴリラズは「ソング・マシーン」と題した新たなシリーズを発表し、スレイヴスとスロータイが参加している楽曲“Momentary Bliss”を公開している。また、ゴリラズはテーム・インパラとのコラボレーションの存在についても示唆している。
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