エルトン・ジョンはこれまでのキャリアで受けた最高の助言について明かしている。
エルトン・ジョンはキャリアの初期にアメリカでの彼のエージェントを務めていたハワード・ローズからもらった金言がこれまでで最高の助言だったとして、自分が埋められると思っている会場の規模よりも小さい会場でパフォーマンスをするようにと彼から助言を受けたと語っている。
彼はスポティファイで配信されている「ベスト・アドバイス」シリーズに出演して、ハワード・ローズから受けた助言について次のように語っている。「『ニューヨークやロサンゼルスのような、君が大きな会場をソールド・アウトさせられるような場所でも、僕らは君を小さな会場に出演させるよ。チケットの争奪戦を生み出すためにね。すぐに完売させて、誰もチケットを取れないようにするんだ』ってね」
「そうすることで、次にその場所に行った時には、さらに大きな会場をソールド・アウトさせることができるんだよ」
先日、エルトン・ジョンはオーストラリアで行った公演でファンを手荒に扱ったとして2人の警備員を痛烈に批判している。
エルトン・ジョンは「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー」の一環としてパースのHBFパーク・スタジアムで行った公演で、2人の警備員が1人の女性ファンを観客席から連れ出そうとしているところを発見したという。オンラインで公開されている映像にはエルトン・ジョンが警備員の振る舞いを批判し、2人を「クズ」と呼び、すぐに女性を座席へと戻すように警告しているところが収められている。
「おい、女性を連れたそこの警備員2人、出て行けよ」と彼はファンによってソーシャル・メディアにアップされた動画の中で呼びかけている。「彼女をすぐにここに連れてこい……止めてくれよ、クズめ」
また、エルトン・ジョンは先日刊行された自叙伝『ミー(原題)』でドラッグやアルコールとの闘いについて触れているほか、1980年代にコカインでハイになってザ・ローリング・ストーンズの公演を「乗っ取ってしまった」逸話や、かつて「みすぼらしい」格好をしていたボブ・ディランを庭師と勘違いして着替えを渡そうとした逸話も明かしている。
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