コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンはバンドとして今は冬眠期間にあると語っている。
コールドプレイは2015年発表の前作『ア・ヘッド・ フル・オブ・ドリームズ』に続くダブル・アルバムの最新作『エヴリデイ・ライフ』を11月22日にリリースしている。
『デイリー・ スター』紙のインタヴューに答えたクリス・マーティンはコールドプレイとして最新作のリリースまで4年の期間を空けたことについて次のように語っている。「コールドプレイとして冬眠期間に入れたことで、自分が有名なバンドにいたということを忘れさせてくれたんだ。世の中の新曲に耳を傾けるいい機会になったよ」
「スタジアムで演奏しているところを想像すると、まるで自分が別人かのような感覚になってしまうんだよ。そういうことをしているところが想像できないんだ。それってつまり、僕はまだ少し冬眠状態にあるということなんだけどさ」
世界的な人気バンドであるクリス・マーティン、ガイ・ベリーマン、ジョニー・バックランド、ウィル・チャンピオンからなるコールドプレイだが、現在42歳のクリス・マーティンはバンドとして当面はスタジアム公演を行わないことも示唆している。
クリス・マーティンは次のように語っている。「スタジアムで演奏するには、今の自分たちがテーマにしていることを歌っているような時とは頭を切り替える必要があるんだ。スイッチを入れる必要があるんだよ」
クリス・マーティンの今回の発言は、彼が先日、可能な限り環境に配慮するためにバンドとして最新作のツアーを行わないと語ったことに続くものとなっている。
彼は『NME』に対して次のように語っている。「またツアーをやれるように全力を尽くすつもりだけど、今回の考えについてはまさしく本気なんだよ」
「僕は環境の持続性の問題についてはずっと声高に言ってきていて、同時にそのことで批判も受けてきたんだ。だから、他のアーティストもこの話に同調し始めてくれているのは嬉しいんだけどさ。でも、聞いてほしいのは、本当に激しい非難を浴びるようなことを僕らはやろうとしているということでね。でも良いんだよ、僕は平気なんだ」
クリス・マーティンは次のように続けている。「自分はかなり厚かましいやつで、それに、叩かれ役になることでさえも、誰かの役に立てるというのが分かっているからね。だから、大丈夫なんだ」
一方、クリス・マーティンは先週、今年のグラストンベリー・フェスティバルに出演した後で寄せられたツイートに「傷ついた」として、来年のグラストンベリー・フェスティバルに出演しないことを明かしている。
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