モリッシーはデヴィッド・ボウイやルー・リード、パティ・スミス、イギー・ポップといったアーティストのアルバムに自身のサインを書いて販売していたことが話題になっている。
先日、モリッシーは現地時間10月26日に北米ツアーの一環としてロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行った公演で、『ガーディアン』紙に向けて「ファック・ザ・ガーディアン」と書かれた黒のタンクトップを着てパフォーマンスを行っている。「ファック・ザ・ガーディアン」のシャツはサイン入りのアルバムと共に会場のマーチャンダイズ売り場で販売されている。
しかし、モリッシーがサインを入れているのは自身のソロ・アルバムだけでなく、彼はデヴィッド・ボウイの『アラジン・セイン』やパティ・スミスの『ホーセス』、ルー・リードの『トランスフォーマー』、イギー&ザ・ストゥージズの『ロー・パワー』を初めとした自身のお気に入りのアルバムにもサインを入れて販売している。これらのアルバムはすべて300ドル(約3万2600円)の価格で販売されている。
I think the original post got deleted but here’s the picture. The absolute hubris of charging $300 for a Bowie record signed by Morrissey is breathtaking. pic.twitter.com/bruSpDRSFY
— Robert Ham (@roberthamwriter) October 27, 2019
#Morrissey pic.twitter.com/PXW4SJMiEy
— FȺɃƗȺN (@H0ldenM0rrissey) October 27, 2019
モリッシーは『ガーディアン』紙と自身の最新カヴァー・アルバム『カリフォルニア・サン』のレヴューをめぐって論争を繰り広げており、『ガーディアン』紙は同作について「目立ちたがりの精神で歌われたぎこちないカヴァー」だとした上で、彼がフォー・ブリテンへの支持を表明していることを批判している。モリッシーは自身に向けられている人種差別主義者という批判に反論している。
また、モリッシーは先日オレゴン州ポートランドで行った公演で自身に抗議していたために会場から追い出すこととなった2人の観客についてイギリスのメディアによって「仕込まれた」と主張している。
モリッシーは現地時間10月8日、10月6日にサンディエゴのペチャンカ・アリーナで行った公演の客席を撮影した写真を自身の公式サイトに掲載して、そこでポートランド公演で自身に抗議していた観客についてメディアによって仕込まれたものだと主張している。
「(イギリスのメディアから報酬付きで観客席に仕込まれた)『政治的な怒りに駆られた抗議者』は1人も見当たらない」とモリッシーは記している。.
モリッシーは昨年7月に予定されていたマンチェスター公演に合わせて抗議パーティーを行う計画が「元ファン」によって主導されていた。その後、モリッシーは予定されていたUKとヨーロッパ・ツアーを延期することを発表しており、この延期について抗議パーティーが計画されていたことを受けてのものではないかとする声も一部から上がっている。
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