コールドプレイは噂の実験的なアルバムについて予告しているのではないかと見られる謎のポスターが新たにベルリンや香港、マドリード、ミュンヘン、シドニーに出現している。
この動きは先日、サンパウロに同一のポスターが掲出された後、すみやかに撤去されたことから明らかになっており、ファンの間では本来10月17日に予定されていた正式な掲出日に先立って、誤まって掲出されてしまったのではないかと噂されていた。
今回、現地時間10月17日に少なくとも世界の5ヶ所に当該のポスターが掲出されていることが確認されているほか、コールドプレイはソーシャル・メディアのプロフィール画像を月と太陽のイラストが描かれたものに変更しており、新曲が間もなくリリースされるのではないかとする噂に拍車がかかることとなっている。
In case you missed it, Coldplay updated their website and social media profiles with all new branding in preparation for an upcoming release!?☀https://t.co/pN0QOU7q4Q
— Coldplaying (@coldplaying) October 17, 2019
クリス・マーティン率いるコールドプレイは、2020年により「メインストリーム」なアルバムをリリースするのに先立って、年内に「アーティ」なアルバムでシーンに復帰を果たすのではないかと言われている。
「最初のアルバムはコールドプレイの実験的な側面を反映したものになります。次のアルバムが出る2020年まで、おそらくツアーすることはないでしょう」と情報筋は『デイリー・スター』紙に語っている。
現地時間10月15日、ファンサイトの「コールドプレイング」はサンパウロに最初のアルバムのためのプロモーション用アートワークが出現していると報じていた。それによれば、ポスターは地下鉄のパウリスタ駅に掲出されたとのことで、わずか数時間後に公衆の場からは撤去されたという。
Just in case you missed it, a poster of Coldplay showed up in São Paulo only to be removed hours later?
Read all about the theories and leaks on Coldplaying!https://t.co/PfAUQwKijo
— Coldplaying (@coldplaying) October 15, 2019
モノクロのヴィンテージ風のポスターはコールドプレイのメンバーがドイツ人思想家・詩人・作曲家のフリードリヒ・ニーチェと共に座っているものになっていて、1919年11月22日という日付が記されている。
ファンは11月22日がアルバムのリリース日ないしはアルバムのリード・シングルのリリース日ではないかと見ている。
コールドプレイが最後にリリースしたアルバムは2015年発表の『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』となっていて、友人でコラボレーターのマット・ホワイトクロスは昨年、バンドが2019年に「人々を驚かせる」ことになるニュー・アルバムの制作に取り組み始めると語っていた。
「いくつかの音源を聴いたし、彼らがそれについて話しているところを撮った映像もあるんだ。だけど、それを私が話すわけにもいかないと思うからね。興味深いものなんだけどね」
一方、コールドプレイは2020年のグラストンベリー・フェスティバルに出演するのではないかとも噂されている。
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