インターポールのフロントマンであるポール・バンクスはモリッシーと共同ツアーを行うのに先立って、モリッシーの政治的見解に対する自身の考えを改めて明らかにしている。
先月、モリッシーは自身のウェブサイトに掲載した甥のサム・エスティ・レイナーによるインタヴューの中で反イスラムを掲げる政党のフォー・ブリテンを支持することを改めて表明し、ナイジェル・ファラージであれば「言うまでもなく、いい首相になるはず」と述べ、「究極的には誰もが自分自身の人種のほうが好きなわけでね」と語っている。
それを受けて、こうしたモリッシーのコメントに対する反応を尋ねられたポール・バンクスは先日『ホット・プレス』に次のように語ったと報じられていた。「バンドにとって素晴らしい公演になると思っているんだ。それが僕の見方だね。他のことにはそんなに気にしちゃいないんだ」
今回、ポール・バンクスはこの発言について誤りがあると述べている。「来たるモリッシーとのツアーに関する正確な発言は『バンドにとって』ではなく、『ファンにとって素晴らしい公演になると思っているんだ』というものなんだ」
彼は次のように続けている。「一緒に仕事をするアーティストと常に同じ考えを持っているわけではないし、それが必須だと考えてもいない。自分は保守的な見解もリベラルな見解も尊重しているよ」
インターポールのポール・ケスラーもグラストンベリー・フェスティバルでの『NME』とのインタヴューでモリッシーとの共同ツアーに言及している。
彼は次のように語っている。「素晴らしい公演になると思うよ。僕らには共通のファンがたくさんいるから、両方を一緒に観られるというのは楽しみなわけであってね。僕らは演奏するだけだよ」
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