エルトン・ジョンはヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に「相当な額」の寄付をしたことで、彼の栄誉を称えてフォトグラフィー・ギャラリーが名前を変えている。
先日、自伝の表紙と発売日を発表したエルトン・ジョンだが、ロンドンの観光スポットとしてヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が2018年10月にオープンした新しいフォトグラフィー・ギャラリーに多額の寄付を行ったという。
エルトン・ジョンとその夫のデヴィッド・ファーニッシュの寛大な行いを顧みて、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のギャラリー101は「サー・エルトン・ジョン・アンド・デヴィッド・ファーニッシュ・ギャラリー」と名前を変えている。エルトン・ジョンの所有する7000枚以上のプライベート・コレクションも20世紀初頭から現在までに及ぶ写真のコレクションとともに展示されることになるという。
エルトン・ジョンは今回の名称変更や近いうちに発表予定の共同主催での特別展などのコラボレーションについて「完璧なパートナーシップ」だと述べている。
「この刺激的な瞬間の一員になれたことを嬉しく思うとともに、私が初めてコレクションを始めた時のように、オーディエンスの皆さんが写真への興奮と感謝を持って会場を後にすることを願っています」とエルトン・ジョンは声明の中で述べている。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のディレクター、トリストラム・ハントは次のように続けている。「私たちのフォトグラフィー・ギャラリーを寛大にサポートしてくれたサー・エルトン・ジョンとデヴィッド・ファーニッシュに、そして、可能な限り幅広いオーディエンスに歴史的かつ現代的な写真の閲覧を可能せしめるというミッションに、大いに感謝しています」
エルトン・ジョンとデヴィッド・ファーニッシュの寄付によって博物館は一連の季節展や膨大なコレクションからのハイライト、毎年の常設展の展示が可能になるという。
一方、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』は来月開催されるカンヌ映画祭で世界初公開されることが決定している。
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