ザ・ストロークスのフロントマンであるジュリアン・カサブランカスは“I Wish It Was Christmas Today”の未発表バージョンが公開されている。
この曲はジミー・ファロンとトレイシー・モーガンらによって2001年に「サタデー・ナイト・ライヴ」のコントの中で初公開されている。
2009年発表のアルバム『フレイゼズ・フォア・ザ・ヤング』にもこの曲のカヴァーは収録されているが、再びこの曲の新たなバージョンが公開されている。
今回公開された2015年のデモはザ・ヴォイズによるもので、2009年のものとは違い非常にスローなバージョンとなっている。
ザ・ストロークスは2019年にシーンに復帰することが先日発表されている。
ザ・ストロークスはスペインで開催されるドクトル・ミュージック・フェスティバルに出演するほか、ビルバオBBKフェスティバルでヘッドライナーを務めることが決定している。
ザ・ストロークスの担当者はこの出演について「グローバルなカムバック」の一環だとしており、今後、更なるヨーロッパや世界のフェスティバルに出演することが発表されるものと見られている。
2年ぶりとなるライヴが行われることが決定したザ・ストロークスだが、今年7月にはロンドンでシークレット・ライヴが行われるのではないかという噂が持ち上がっていた。ファンはチケットを求めて列を作ったものの、後にこの公演は嘘であったことが明らかになっている。
後にギタリストのアルバート・ハモンド・ジュニアはこの騒動について『NME』とのインタヴューで次のように語っている。「僕としては、反応する必要すらないと思っていたんだ。あのままで完結したほうが面白いんじゃないかと思ったんだよね。ツイッターを眺めていて、『娘が出掛けて行って、電車にまで乗ったのに』っていうツイートを見たのを覚えているよ。僕は反応しなかったんだけどね。もし僕がまだ10代だとして、そういうことをしていたなら、人生の一環として楽しい経験をしているなとか思っていたんだろうけどさ」
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