アルバート・ハモンド・ジュニアは、ザ・ストロークスの名前がアークティック・モンキーズの最新作の冒頭の歌詞に登場することについて感想を明かしている。
今年リリースされたアークティック・モンキーズの最新作『トランクイリティ・ベース・ホテル・ アンド・カジノ』の冒頭を飾る楽曲“Star Treatment”は、次のような一節で始まる。「I just wanted to be one of The Strokes. Now look at the mess you made me make(ただ僕はザ・ストロークスの一員になりたかっただけ、それが今ではこのザマだ)」
『NME』に対してザ・ストロークスのギタリストであるアルバート・ハモンド・ジュニアは言及されたのを知って、笑ってしまったと認めている。
名前を出されて嬉しかったかと訊かれると、彼は次のように答えている。「引用する側のほうが楽しいだろうけどね! 僕はあんな暮らしもしてないし、むしろ笑える感じだったね」
「そりゃもちろん、素敵なことだけどさ。でも、僕はそうは思っていなくて、むしろ若さゆえの単純さを表現するのに使ったんだと思ったんだ」
彼は次のように続けている。「若さの単純さを描くために必要だったというね。それから本当はずっと複雑だってことを知るわけでさ。あれは写真みたいというか、彼の若い頃を表すのに完璧なやり方だと思ったよ。クールだし、彼は素晴らしい歌詞の書き手だよね」
今年、アルバート・ハモンド・ジュニアはフェンダーとコラボレーションして、ストラトキャスターの自身のシグネイチャー・モデルを発表している。
「僕自身が徹底的に関わっているんだ。できる限りの形でね」と彼はギターの製作について語っている。
「素晴らしい企業だし、僕は製作プロセスのあらゆる段階に参加できたんだ。素敵だったね。ステージで使ってみて、すごく気に入ったしさ。できるだけレプリカとして近いものにしたけど、全体としてのアイディアは、古びることがなくて最高の価格で売れるようなシグネイチャー・ギターにするってことだったね」
「でもね、僕はこのギターが誰かにとっての最初のギターになって、それでその人がこのギターと道のりを歩んでいってくれたらと思ってるんだ。次の世代のプレイヤーのためのギターになってもらって、僕よりもうまくなってほしいんだよ」
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