ザ・キンクスのレイ・デイヴィスは先月示唆したバンドの再結成について改めて語っている。
先月、レイ・デイヴィスは、再結成してニュー・アルバムの制作に取り掛かり、いくつかの公演を行う可能性にも言及していた。「今がふさわしい時なような気がしているんだ」と彼は語っており、弟のデイヴ・デイヴィスとバンドメイトのミック・エイヴォリーと共にスタジオで作品に取り組んだことも明かしていた。
レイ・デイヴィスと弟のデイヴ・デイヴィス、ミック・エイヴォリーは長年の不和を抱えていたが、今回、レイ・デイヴィスは他の2人も再結成に乗り気だと語っている。
「素晴らしい曲が揃っていたんだ。僕は素晴らしいと思っていて、オンエアされる必要があるようなものなんだ」と彼は「シリウスXM」のマーク・グッドマンとアラン・ライトに語っている。
「何となくザ・キンクスの化学反応というものがあるんだよ。自分がそれを適切な時に掴み取れれば、僕らは生み出せるようになるんだ。そして、それが音楽になる。エネルギーがあって、自分たちができることに合っていると僕らが本当に感じられるような曲を4~5曲を作れたら、検討してみるつもりだよ」
「2人もそれぞれ乗り気なんだ」と彼は続けている。「1970年代や1980年代にやりかけていた曲の蓄えがまるまる残っていてね。だから、音源があるからなんだよ。僕らはヒット曲をプレイしに乗り出そうってことじゃないんだよ」
「デイヴとミックに同じ部屋にいてもらうことができればと思っててね。彼らとは別々に話していて、2人とも気持ちとしては参加してくれる感じなんだ。でも、実際それをちゃんとできるかどうか、それは分からないけどね」と彼は語っている。
ザ・キンクスは1963年に結成され、1990年にはロックの殿堂入りも果たしている。バンドの最後のアルバムは1994年にリリースされた『トゥ・ザ・ボーン』となっており、レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスの兄弟は1996年に解散して以来、2015年まで共演していなかった。
今年1月には、ザ・キンクスの元ベーシストだったジム・ロッドフォードが享年76歳で亡くなっている。ジム・ロッドフォードは1978年にベーシストのジョン・ダルトンが脱退した後にザ・キンクスに加入している。彼はザ・キンクスに18年間在籍し、1979年から1993年の間にリリースされた、すべてのアルバムに参加している。
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