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ノエル・ギャラガーは今週エルトン・ジョンのラジオ番組に出演しており、番組内でエルトン・ジョンはノエル・ギャラガーの新作について思うところを語っている。

オアシスのギタリストであるノエル・ギャラガーは、11月22日にハイ・フライング・バーズとしてのアルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』をリリースしている。アルバムは初週で全英アルバム・チャート1位を獲得している。

エルトン・ジョンは「Beats 1」の自身の番組『ロケット・アワー』で、ノエル・ギャラガーに対して『フー・ビルト・ザ・ムーン?』について次のように語っている。「僕はこのアルバムから、君には聴こえないであろうあるものを聴き取るができるんだ。少しばかりT・レックスが聴こえるんだよ。スティーヴ・ミラーも少し聴こえるしね。言うまでもなく、ビートルズの要素も聴こえてくる。だけど、そのどれもが僕の好きなものなんだ」

「これは聴くのをやめられない、聴くものを幸せな気分にしてくれるアルバムの1枚だよ」とエルトン・ジョンは続けている。

ノエル・ギャラガーはエルトン・ジョンに次のように同意している。「ええ、それこそがアルバムについて一番に感じていることなんですよ。アルバムが完成した時に、何にも増して歓喜が入ってるなって感じているんです。あらゆるインタヴューで言っているように、今の時代にバンドでギターをプレイしていたら大体がニュースについて書くことを強いられているわけで、その点でもほとんど革命的だと思うんです。みんなが知っているように、ニュースって退屈なわけで、毎度お決まりのものになるっていう。アルバムにこれほどの歓喜を盛り込むのって最近だとユニークだと思うんですよね」

ノエル・ギャラガーはまた、エルトン・ジョンにヤング・ファーザーズへの愛についても次のように語っている。「あのアルバム(『ホワイト・メン・アー・ブラック・メン・トゥー』)がリリースされた後に、マッシヴ・アタックとツアーしていた彼らを観に行ったんです。そして言うまでもなく『T2 トレインスポッティング』で流れたこの曲(“Only God Knows”)があって。彼らについてはほとんど知らなかったんですけど、エジンバラだったりスコットランドの出身だと聞いた時は本当に驚きましたね」

「ヤング・ファーザーズって分類するのが難しいんですよね。なぜなら彼らは……そう、この曲(“Get Up”)もちょっとユニークなわけで。ダンスっぽいけど違っていて、エレクトロニックっぽいけど違うっていう……俺は彼らをツアーに連れて行こうとしたんですけど、彼らは他のことで忙しいみたいでね。将来的にはぜひとも彼らとショウをやりたいですね。彼らは素晴らしいですよ」

ノエル・ギャラガーがゲスト出演したエルトン・ジョンの『ロケット・アワー』は現地時間12月4日に配信されている。エルトン・ジョンは11月10日に新たなベスト・アルバム『ダイアモンズ~グレイテイスト・ヒッツ』をリリースしている。

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