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モリッシーは先週末にアメリカ人コメディアンにして人権活動家のディック・グレゴリーが亡くなったのを受けて、心から追悼の意を表明している。

ディック・グレゴリーは1960年代に自身のスタンダップ・コメディで知られるようになり、名声を得ることになった。

ディック・グレゴリーは白人の観客を前に定期的にパフォーマンスを行ったアフリカン・アメリカ人の1人で、「ザ・トゥナイト・ショウ」でインタヴューされた最初の黒人パフォーマーとなっている。

今回、モリッシーは自身の甥のフェイスブックに投稿された追悼文で「行動の人」と讃えている。

モリッシーによる投稿は以下の通り。

「ディック・グレゴリー、アメリカの最後の希望が享年84歳で亡くなった。
彼は人間性のあらゆる側面がどれだけ政治と結びついているか分かっていたんだ。
彼は熟考の人でありながら行動の人だったんだ。僕らのほとんどがそのどちらにもなれなかった時もね。
彼は息も切れるほど働いていた。懸命に取り組み、言葉も、行動もある人だった。彼は少数に奪い取られたものすべてを求めたんだ。
彼はホワイト・ハウスを脅かし、彼はアメリカの出版メディアにとって早すぎる存在だった。奴らは私たちの間から彼がいなくなったことを喜ぶはずだよ……地球を脅かすトランプと共に僕らは取り残されたんだ。彼は平和を求めて戦争に突入することになるだろうね」

ディック・グレゴリーについてはジョン・レジェンドも追悼の意を表明しており、「コメディの先駆者」と評している。

一方、モリッシーは伝記映画『イングランド・イズ・マイン(原題)』が公開されることが決定しているが、モリッシーの友人は映画のトレイラーについて「不誠実」で「むしろ失礼だ」と述べている。

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