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ブラック・サバスのギタリストであるトニー・アイオミは、癌の意識向上キャンペーンに参加している。

トニー・アイオミは2012年に悪性リンパ腫と診断されており、2013年1月に病気を克服するための治療を受けている。

トニー・アイオミは8月26日に故郷であるバーミンガムを訪れ、ブルリング・ショッピング・センターで開催されたマクミラン・キャンサー・サポートによるノット・アローン・キャンペーンに参加している。

BBCバーミンガムの報道によると、両面鏡ばりのガラスのボックスのなかに立ち、「癌と診断された人々が感じる孤独を表現」したという。見物人は箱の中を見ることができ、トニー・アイオミは外を見ることができず、代わりに癌患者が語ったそれぞれの物語をオーディオで聴いていたという。

トニー・アイオミは癌と診断された時について語っており、「しばらく外界が閉ざされて、一人っきりで箱のなかにいるようだった」と話している。

「診断を受けた時、完全に打ちひしがれたんだ。彼らは話をしてくれて、『あなたはステージ3にいる』と言ったんだ。その言葉が頭に入ってきて、僕はどこか別の場所にいるように感じた。そして、その後すぐに泣き崩れることになったんだ。『おしまいだ。これで終わりなんだ』って思った。みんなもそう思うかしれない。だけど、そうじゃないんだ。助けてくれる人がいるんだ」

4月にトニー・アイオミは、癌の再発の噂についても答えている。ブラック・サバスが彼らのラスト・ツアーをキャンセルしたのを受けて、トニー・アイオミの健康問題についての憶測がファンの間で流れていた。しかし、トニー・アイオミは彼の健康な状態とは関係していないと否定している。

トニー・アイオミは次のようにフェイスブックに投稿していた。「僕の健康状態に関するすべての質問に感謝してるよ。休暇をとって出ていたんで、体調がよくないという噂がどこから出てきたものか、よく知らないんだ」

「一度、悪性リンパ腫のような病気にかかると、再発するんじゃないかっていう恐怖は決して消え去るものじゃないんだ。ただ言えるのは、今、僕は健康で、通常の血液検査を受けているよ」

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