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カサビアンのサージ・ピッツォーノは自身の家系図を掘り下げてみたいと語っている。

サージ・ピッツォーノは、毎回ゲストの先祖を辿るBBCのテレビ番組「フー・ドゥー・ユー・シンク・ユー・アー」に俳優のダニー・ダイアが出演した回を観て感化されたのだという。

ダニー・ダイアは番組の中で自身の祖先に征服王としても知られるウィリアム1世や、14世紀にフランスとの百年戦争を始めたエドワード3世、16世紀にイングランドの宗教改革を主導したトマス・クロムウェルらがいることが明らかになっている。

サージ・ピッツォーノは『ザ・サン』紙に次のように語っている。「ダニーの登場回を観て興奮したよ。みんな深いところでは貴族と何かしらの繋がりがあると僕は思うんだよね」

「まあ実際にはおそらく、犯罪者とかどうしようもない奴らばかりなんだろうけど。ただ俺はイタリア系の血統も入ってるから、そこを掘り下げてみたら何か分かるかもしれないしね」

ダニー・ダイアは先日、元スパイス・ガールズのメル・Bがホストを務めるチャンネル5の番組「リップ・シンク・バトル・UK」に出演し、カサビアンの”Fire”を口パクで歌うパフォーマンスを披露している。

その模様はこちらから。

また、サージ・ピッツォーノは2014年発表の『48:13』に続く新作について「これまで書いてきた中でも最高の楽曲の一つ」が収録されると語っている。

「5月にアルバムはできたんだ。でも、俺は一度も休みを取ったことがなかったんだよね。それで『そうだな、人生で初めて夏に休みをとってみよう』と思ったんだ」と彼は語っている。「素晴らしかったよ。結婚もしたし、長期間の休みも取ったし、ちょっと楽しんでみたんだ。9月に戻ってきた時、すべてを上塗りしていくことに決めたんだ」

「初めて全編アコースティックでやってみて、よくできた美しい曲があったんだけどね。それに上塗りを始めて、違うレベルのものしたんだ」

サージ・ピッツォーノは次のよう続けている。「それと、もう1曲、ものすごい曲を書いて、その2週間後にはこれまで書いてきた中でも最高の楽曲の一つができたんだ」

サージ・ピッツォーノはまた、ニュー・アルバムの歌詞についてこれまでで最も「誇れる」歌詞に括られると『NME』に明かしている。「このアルバムには美しい要素があってね」彼は語っている。「至極シンプルにすることを心掛けたんだけど、かなり捻れたダーク・コメディの要素もあってさ。アルバムの歌詞でいくつもTシャツが作れるはずだよ」

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