アリス・クーパーが、数年前にバーでカサビアンとの喧嘩に巻き込まれたことを明かしている。
アリス・クーパーは『NME』のビデオ・インタヴューに対して、両バンドが2007年にルーマニアのブカレストで開催されたB’Estivalへ参加した際、英国レスター出身のカサビアンにどのように出会ったのかを語っている。
「俺たちはマリリン・マンソンや他のバンドの奴らと、トランシルバニア地方のフェスに参加したんだ」とアリス・クーパーは語り始めた。
「みんなでバーに座っていたんだが、カサビアンの連中が酔っぱらって『アメリカ人がいなければ、俺たちだって戦争には行かなかったぞ』って言い出したんだ。俺たちは『そうだな、でもトラブルを起こすなよ』って言ったんだ」
「そのすぐ後に、連中はチャック(アリス・クーパーのベーシスト)に手を出しやがって、俺らがチャックを押さえとくはめになった。だから、俺は『頼むから政治の話はよしてくれ、ロックンロールだけにしろ。俺は政治が嫌いだから』って言ったんだ」
このような出来事にもかわわらず、アリス・クーパーはカサビアンに対して悪い感情は抱いていないと付け加えた。「アルコールのせいだったんだ。カサビアンは好きさ。すごい奴らだと思うよ。誰も当時のことを恨んじゃいない。誰一人ノックアウトなんかされてないんだから、問題ないよ」
また、アリス・クーパーは、かつてマムフォード&サンズのことを「ロックンロールへの侮辱」と呼んだことについて、取り消さなければならなくなったと認めている。
「新作を聴いたかい? ロックだよな!」とアリス・クーパーは『NME』のビデオ・インタヴューで語っている。「俺が間違ってたことを証明してくれたよ。彼らは本当にいいフォーク・バンドだった。それで、新作を出したわけだけど、彼らは本当にいいロックンロール・バンドになったんだ」
2013年、当時アリス・クーパーは最近のミュージシャンが「ロック・バンドに入ることを恐れている」ことに触れ、例としてマムフォード&サンズの名前を挙げていた。そして、次のように述べている。「マムフォード&サンズはやってることは素晴らしいと思うよ。でもさ、あれはロックンロールじゃないんだよ。あんなのをロックンロールと呼んじゃダメだ。ロックンロールへの侮辱だよ」
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