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ザ・ストロークスはニュー・アルバム『リアリティ・アウェイツ』を今夏にリリースすることを正式に発表している。

ザ・ストロークスは2020年発表の『ザ・ニュー・アブノーマル』以来、アルバムをリリースしておらず、それ以降、各メンバーは個々のプロジェクトに取り組んでいた。

バンドはここ数週間でシーンへの復帰を予告してきたが、今回、ソーシャル・メディアでニュー・アルバムのティーザー映像が公開されている。

短い映像は日産フェアレディZ・300ZXを使ったもので、「In the flesh, it’s even sexier(実物はもっとセクシーだ)」というキャッチフレーズが浮かび上がってくるものとなっている。その後、「『リアリティ・アウェイツ』、ザ・ストロークスによるニュー・アルバム、今夏発売」という文言が表示されるが、具体的な発売日などは明らかになっていない。

先日、公式ウェブサイトでは電話番号の登録が受け付けられていたが、そのうち住所提供に同意した幸運な100人のファンには“Going Shopping”という新曲が収録されたカセットテープが送付されている。ファンによってその音源はオンラインにアップされている。

Going Shopping – The Strokes Cassette Rip
by
u/willklein in
TheStrokes

ザ・ストロークスは今月コーチェラ・フェスティバルに出演することが決定しており、現地時間4月6日にはウォームアップ公演の2公演目がサンフランシスコで行われている。

今夏、ザ・ストロークスはアウトサイド・ランズといったフェスティバルに出演するほか、サマーソニック2026でヘッドライナーを務めることが決定している。

2022年の時点で『ザ・ニュー・アブノーマル』も手掛けたリック・ルービンはザ・ストロークスとコスタリカで次のアルバムのレコーディング・セッションを行ったことを明かしていた。

「数ヶ月前、コスタリカにいて、ザ・ストロークスとニュー・アルバムをレコーディングしたんだ。山の頂上にある家を借りて、屋外にバンドをセットアップしたんだ。それで彼らが演奏したんだけど、山の頂上で海に向かってコンサートをやっているような感じでね。すごかったよ。それを毎日やったんだ。屋外で演奏してくれて、バンドは帰ろうとしなかった。あれは最高の体験だったね」

その後、ジュリアン・カサブランカスはバンドの通算7作目となる新作の進捗について言及して、「完成に近づくどころか、そんなものにもまだまだ程遠い状況なんだ」として、「正直、1年、ないしは2年経ってからもう一度訊いてくれ」と語っていた。

2022年の年末、ギタリストのアルバート・ハモンド・ジュニアはリック・ルービンとのレコーディングについて次のように振り返っている。「どんな感じで、何があったのかを話したとしても、レコーディングがどのようなものだったか、あの時僕らが体験した『魔法のようなもの』は理解してもらえないと思う」

バンドの今後についてアルバート・ハモンド・ジュニアは次のように続けている。「音楽をやって、それを続けたいという気持ちで興奮させられるのは、まだ僕らにとって最高の曲を書いてないと思うからなんだ。直感的にそう思うんだよね」

昨年、ジュリアン・カサブランカスはインタヴューで「金銭的な理由だけでバンドを繋ぎ止める仕組みに陥ってしまい、バンドの創造性は二の次になってしまっていた」とも語っている。「だから、これは自分が望む発展の仕方ではないという結論に至ったんだ」

「素晴らしいマイルス・デイヴィスの言葉があって、『真のリスクは変わらないことだ』というものなんだよね。だからこそ、僕は常に未知の何かを探し求めているような感覚を持ち続けたい。もちろん、お金を稼げることはいいことだけど、現状維持は望んでいない。創作を続けたいなら、変化を受け入れなくちゃいけない。たとえそれが、自分が大切にしてきたものの死を意味するとしてもね」

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