
Photo: Charlie Barclay-Harris
ブラー/ゴリラズのデーモン・アルバーンはチャリティ・アルバム『ヘルプ(2)』に参加するにあたって提示した条件が明らかになっている。
『ヘルプ(2)』は1995年にリリースされた『ヘルプ』に続くもので、オリヴィア・ロドリゴ、デーモン・アルバーン、フォンテインズD.C.、パルプ、デペッシュ・モード、ジョニー・マー、ウェット・レッグ、キャメロン・ウィンター、フォールズ、ビッグ・シーフ、ザ・ラスト・ディナー・パーティーらが参加しており、3月6日にリリースされている。
アルバムのプロデューサーを務めたジェームス・フォードはデーモン・アルバーンが参加した経緯について「ラジオX」で次のように語っている。
「もちろん、彼は最初の『ヘルプ』にも参加していましたから、このために曲を書いてもらえますかと直接的に尋ねたんです。デーモン・アルバーンはその点においては意欲的だったんですが、彼の主な条件の一つは、必ずしも彼を中心に据えすぎない、そういうコラボレーション作品にしたいということでした」
「そこで、私たちは頭をひねって考えて、(フォンテインズD.C.の)グリアン・チャッテンとケイ・テンペストにアプローチしました。彼らはすぐに乗り気になってくれました」
ジェームス・フォードは『NME』でもデーモン・アルバーンとのやり取りについて次のように語っている。「このアルバムをやるにあたってデーモン・アルバーンにはかなり早い段階で声をかけました。ただ、彼はチャリティ・アルバムというアイディアを気に入ってはいませんでした。白人救世主コンプレックスなどもあって、危険な領域だったのです。なので、彼とは話をしなければなりませんでした。曲を書いてもらえるかと尋ねると、そこは意欲的で、クリエイティヴで、わずか数週間で仕上げてくれました」
「デーモン・アルバーンの主な条件はビッグなコラボレーションにしたいということでした。彼は自分が中心にはなりたくなかったんです。グリアン・チャッテンがすぐに頭に浮かんで、デーモン・アルバーンはそのアイディアに乗り気になってくれました。ケイ・テンペストも同様で、彼らには共通の敬意があったのです」
「それでスーパーグループを作ることになりました。ジョニー・マー、ポーティスヘッドのエイドリアン・アトリー、エズラ・コレクティヴのメンバー、声をかけると、全員やる気になってくれて、アビイ・ロード・スタジオのスタジオ2は歴史的な空間ですから、みんなも集まりやすかったのです」
「このスタジオはいろいろな色々な意味でアルバムの中心であり、そこに込められたスピリットが凝縮されています。多くの人が同時に同じ空間に集まることで生まれる混沌と予測不可能性は、本当に美しいもので、魔法を生み出すことができるんです」
デーモン・アルバーン率いるゴリラズは2月27日に自身のレーベル「コング」より通算9作目のアルバム『ザ・マウンテン』をリリースしている。
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