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デーモン・アルバーンはブラーとしてコーチェラ・フェスティバルに出演したことについて「少し場違いだった」として、「今のソーシャル・メディアを体現している」と語っている。
ブラーは2024年4月にコーチェラ・フェスティバルのメイン・ステージに出演して、“Song 2”や“Popscene”などキャリア全体に及ぶ人気の楽曲を演奏したが、“Girls & Boys”でコール&レスポンスを試みた時にデーモン・アルバーンは苛立ちを見せている。
「もっとうまくやれるんじゃないかな」とデーモン・アルバーンは反応の薄い観客に語り、望んだ反応が得られない観客に次のように続けている。「二度と僕らを観ることはないんだから、歌ってくれてもいいんじゃないかな? 言っていること分かる?」
今回、デーモン・アルバーンはジェイミー・ヒューレットと共に受けた米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでこの時のことを振り返っている。
デーモン・アルバーンはブラーがヨーロッパで人気があるのに対してゴリラズはアメリカで成功を収めていることについて訊かれると、次のように語っている。「それはコーチェラ・フェスティバルで感じたよ。ブラーで出たんだけど、僕らがあのフェスに出演するのは少し場違いだったよね」
デーモン・アルバーンは次のように続けている。「今のソーシャル・メディアを体現しているところがあるよね」
ジェイミー・ヒューレットは次のように続けている。「携帯電話がステージに向けられず、携帯電話を持っている人に向けられている唯一のフェスティバルだよね」
2024年、デーモン・アルバーンは『KROQ』に対してコーチェラ・フェスティバルへの出演について次のように語っていた。「分からないけど、コーチェラは観客に関して言うと、不思議なんだよ。時々分からなくなる。独自の惑星にいるようなものだからね」
グレアム・コクソンは『NME』に対してコーチェラ・フェスティバルは「おかしな感じだった」と語っている。「すごく制限の厳しいフェスティバルなんだよ。小さな場所に閉じ込められて、外に出ていって、何かを観ることもできない。暑いし、あいだの5日間は持て余してしまうことになる。自分とローズ・エリナー・ドゥーガルと彼女の母親で、サンタモニカをぶらぶらしたんだけど、やることが見つからなかったね」
グレアム・コクソンは『GQ』誌のインタヴューでもコーチェラ・フェスティバルでのライヴについて語っている。「コーチェラみたいな場だと、14時間かけてやってきて、興味もない人たちに演奏することもあるからね。『この年寄りは誰だ?』という目で見られるんだ」
「笑顔満面で、素晴らしい時間を過ごしている観客が好きなんだ。そういう人たちのためにやっているからね。コーチェラみたいに退屈そうな観客を見ると、自分のためにやるしかないからね」
デーモン・アルバーンはゴリラズのニュー・アルバム『ザ・マウンテン』をリリースするのに際して米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューを受けている。
これまでに新作『ザ・マウンテン』からは6曲が公開されており、“The Hardest Thing”、“Orange County”、“The God Of Lying”、“The Happy Dictator”、“The Manifesto”、“Damascus”が公開されている。
“Damascus”にはオマール・スレイマンとヤシーン・ベイが参加しており、ブライアン・イーノが昨年ウェンブリー・アリーナで開催した「トゥギャザー・フォー・パレスチナ」でライヴでも披露されている。
新作『ザ・マウンテン』には他にもブラック・ソート、アシャ・プトゥリ、アシャ・ボスレ、スパークス、グリフ・リース、ポール・シムノン、アイドルズのジョー・タルボット、ジョニー・マー、アジェイ・プラサンナ、トゥルーノらが参加している。
昨年、デーモン・アルバーンは自身とジェイミー・ヒューレットが父親を亡くしたことでインドを旅したことがゴリラズの新作のインスピレーションになったと語っている。
「今までやったことのないことをやってみたんだ。ヴァラナシでガンジス河で泳いでみたりね。ガンジス河のほとりで遺体が焼かれるのを観たりもした」
「イングランドでは遺体を火葬する時に遺体を見ることもない。すぐに覆いをかけて、火の中に入れ、小さなカーテンを閉めて終わりになる」とデーモン・アルバーンは続けている。「ガンジス河のほとりではどの家族も遺体を布で包んで焼いている。あらゆるところで焼かれている。24時間行われて、何千年も続いている。私は父の遺灰を持っていって、河に撒いたんだ。すごく美しかったよ」
また、ゴリラズはアメリカのテレビ番組『サタデー・ナイト・ライヴ』に初出演することが発表されている。ゴリラズは3月7日に放送されるエピソードに音楽ゲストとして出演するとのことで、この日の司会はライアン・ゴズリングが務めることも発表されている。
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