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コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンは結婚式の新郎新婦によるファースト・ダンスで“All My Love”をサプライズで披露している。

結婚式は『メトロ』紙によれば、現地時間12月13日にスタッフォードシャーのルージリーにあるブリスフィールド・レイクサイド・バーンズで行われたとのことで、クリス・マーティンは身分を隠して潜り込んで、2024年発表のアルバム『ムーン・ミュージック』より“All My Love”を披露している。

これは新郎の母親が結婚式の前にクリス・マーティンにカップルの幸運を祈る動画をリクエストするためにバンドに連絡を取ったことを受けて実現したという。コールドプレイのチームは「もっといいものをお届けします」と答えて、大切な日に登場することになったと報じられている。

会場に潜り込んだクリス・マーティンはジーンズにニットキャップという出で立ちで、“All My Love”を全編披露した後、クリス・マーティンは新婚の夫婦に祝辞を伝え、「また後で」とゲストに伝えて、その場を去ることになっている。

『メトロ』紙は新郎新婦が最初はクリス・マーティンが歌っていることに気づかず、登場は完全にサプライズだったとも伝えている。

当日の模様はこちらから。

クリス・マーティンは“All My Love”についてキャリアでシングルらしいシングルとしては最後になる可能性を示唆している。

アルバム『ムーン・ミュージック』のリリース時、クリス・マーティンはアルバムについて次のように語っている。「朝起きた時に自分自身について、世界について、ひどい気分になっている物語なんだ。気が滅入っていて、孤独で、一人っきりで、自分じゃいられないようなね。アルバムを通して最終的に、まったく正反対の心境に辿り着く歩みなんだよ」

コールドプレイは今年8月から9月にかけてロンドンのウェンブリー・スタジアムで10公演を行っているが、現時点で予定されているライヴはない。

2022年から始まった『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』ツアーはロック・バンドによる過去最高の興行成績を上げたツアーとなっていて、10億ドルを超える興行売上を記録した史上2番目のツアーとなっている。今年1月にはインドで21世紀最多の観客を動員したスタジアム公演を行っている。

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