Photo: Singapore GP

エルトン・ジョンは2026年のロック・イン・リオでヘッドライナーを務める最初のアーティストとして発表されている。

エルトン・ジョンは2026年9月7日にロック・イン・リオのワールド・ステージでヘッドライナーを務めることが発表されている。

エルトン・ジョンは2023年7月に終結した「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」ツアーの後は二度とツアーを行わないことを発表している。しかし、エルトン・ジョンはパフォーマンスをやらないわけではないと示唆していて、「不思議なショウ」を行うかもしれないと語っていた。

これまでにエルトン・ジョンは昨年12月に行われた50年目のキャンドルライト・コンサートに出演したほか、昨年夏にはストーンウォール・ナショナル・モニュメント・ヴィジター・センターのオープニングの際にもパフォーマンスを披露している。また、2023年にはソングライティングのパートナーであるバーニー・トーピンがロックの殿堂入りを果たす際に、式典でパフォーマンスを披露している。今年10月にはエルトン・ジョンはシンガポールのF1グランプリで最後のツアー以来となる観客を前にライヴを披露している。

エルトン・ジョンの出演についてロック・イン・リオのロベルト・メディーナは次のように語っている。「ロック・イン・リオは忘れられない思い出を作り出すために生まれました。エルトン・ジョンにもう一度出演してもらうだけではなく、生けるレジェンドが登場するのです」

「彼にワールド・ステージに出演してもらえて光栄です。彼の歩み、功績、彼の音楽が持つ力は、ロック・イン・リオが目指してきたすべてを体現しています。感情、繋がり、アートが変えていく力といったものです」

「2023年にツアーからの引退を発表したエルトン・ジョンに出演してもらえるのは音楽を通して人々を結びつけるロック・イン・リオの力をさらに強くし、リオという名を冠するブランドの強さを示すものでした」

「2026年は象徴的な年になるでしょう。史上最高のアーティストの一人を迎えられることに興奮しています」とロベルト・メディーナは締めくくっている。

エルトン・ジョンは以下のコメントを寄せている。「ブラジルで公演をやった時はいつでも素晴らしい時間を過ごしてきました。フェアウェル・ツアーでは南米に行くことができなかったので、ロック・イン・リオから依頼があった時はすぐに『イエス』と答えました」

「ブラジルのファンが大好きですし、私の心には彼らの特別な場所があります。ツアーを休止して以来、一夜限りの大規模公演から得られるエネルギーは他に類を見ないものです。バンドとしてこれまで以上に素晴らしいサウンドを奏でていますし、何より一緒に演奏することが好きなんです。来年、ブラジルに戻ることが待ちきれません」

エルトン・ジョンは2018年に「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」ツアーを開始しており、音楽史においても最も成功を収めたツアーとなっている。ツアーはすべてで330公演が行われており、興行収入の総額は10億ドル(約1500億円)を突破している。

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