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ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはオアシスの再結成公演について「途轍もない成功を収めてみせた」と語っている。

オアシスは再結成公演によるツアーでオーストラリア公演を終えており、直近の公演は11月8日にシドニーのアコー・スタジアムで行われた公演となっている。

オアシスとブラーは1990年代のブリットポップ全盛期に激しいライバル関係にあったことで知られ、今回、アレックス・ジェームスは『ザ・ミラー』紙に次のように語っている。「彼らのことは本当に嬉しく思っているんだ。多くのバンドが最終的にお互いを憎み合ったり、消滅したり、自分たちの活動を嫌っていたりする。だから、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーがやっと和解したのはよかったよ。そして、途轍もない成功を収めてみせたんだ」

1990年代のライバル関係についてアレックス・ジェームスは次のように続けている。「当時は笑えるなと思っていたんだ。正直、あの出来事の全体が笑えるものだった。オアシスにはリスペクトしかないよ。彼らがいなかったら、世界はもっとつまらないものになっていただろう。そうだろ?」

アレックス・ジェームスはツアーが始まる前の段階でオアシスの再結成について「素晴らしい」としつつも、ライヴに行くことはないだろうと自身の見解を語っていた。

アレックス・ジェームスは先週マドリード公演で7年ぶりにライヴに復帰したレディオヘッドにも賛辞を寄せている。

「レディオヘッドは今ツアーをやっているけれど、こうしたバンドたちはいいワインのように突然熟成したようなところがあるよね。そして、ライヴにやってくる人は曲を一言一句知っているんだ。ティーンエイジャーの頃に聴いた音楽はいつまでも心に残るんだよ」

先日、アレックス・ジェームスは2026年に「ブリットポップ・クラシカル」ツアーをUKで行うことを発表している。

このステージはブリットポップ時代のヒット曲を生のオーケストラと共に披露するもので、俳優のフィル・ダニエルズ、リパブリカのサフロン、リーフのゲイリー・ストリンガーといったスペシャル・ゲストが参加する。その他のゲストは後日発表される。

バンドはブラー、オアシス、パルプ、スーパーグラスといったバンドのヒット曲を演奏する。ツアーは3月11日に由緒あるロイヤル・アルバート・ホールで行われる公演から始まり、バーミンガム、マンチェスター、ブライトン、ノッティンガム、ニューカッスル、グラスゴー、シェフィールドで公演が行われる。

6月と7月には夏の野外公演が行われることも決定しており、スカボロー・オープン・エアー・シアター、ハリファックスのザ・ピース・ホール、マーゲイトのドリームランド、ラティテュード・フェスティバルでも公演が行われる。

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