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ブラーのデーモン・アルバーンは「オアシスはブリットポップを地球上で最も大きな存在にする素晴らしい仕事をした」と語っている。
デーモン・アルバーンはメキシコのメディア『ソピタス』のインタヴューに応じて、ブリットポップが現在までポップ・カルチャーに浸透している状況について語っている。
ブラーとオアシスは1995年8月14日に共にシングルをリリースするという、俗に言う1995年の「ブリットポップ対決」を繰り広げた間柄となっている。ブラーの“Country House”とオアシスの“Roll With It”は同日にリリースされることとなっており、そのライバル関係を描いた舞台がロンドンのウェスト・エンドで上演されることも報じられている。
その後、両バンドはそれぞれ巨大なバンドとなり、オアシスは現在再結成公演を行っており、ブラーは2023年に最新作『ザ・バラード・オブ・ダーレン』をリリースして、ツアーを行っている。
今回、デーモン・アルバーンは当時について次のように語っている。「オアシスはブリットポップを地球上で最も大きな存在にする素晴らしい仕事をしてくれたよね」
「どうやってそれをやっているのか、どうやって続けているのか、それは僕には分からない。彼らがそれを手放すことはない。でも、本当に見事なんだよね」
今年7月、デーモン・アルバーンはオアシスが再結成を果たしたなかでオアシスとブラーのライバル関係についていさぎよく敗北を認めている。
「もう明らかだよね。正式にオアシスが闘いにも、キャンペーンでも、すべてに勝利したと言っていいと思うよ」
デーモン・アルバーンは次のように続けている。「彼らが勝者だよ。1位を獲ったんだ。このような圧倒的な証拠の前では喜んで敗北を受け入れるよ。彼らの夏になると思うし、最善を祈っている。みんなも素晴らしい時間を過ごしてほしいと思うよ。僕はまったく違う場所にいることになると思うけどね」
デーモン・アルバーンは2023年の時点でオアシスの再結成について「道は開けている」と語っており、再結成が本当に実現したことを受けて、次のように語っている。「オアシスの再結成? 2年前にそうなる、道は整えられていると言ったんだけど、予言的だったよね。遅かれ早かれ二人の兄弟が和解できないはずがない。本当によかったと思うよ」
ゴリラズはニュー・アルバム『ザ・マウンテン』が2026年3月20日にリリースされることを発表している。アルバムは自身のレーベルである「KONG」からの初のリリースとなる。
『ザ・マウンテン』にはブラック・ソート、オマール・スレイマン、アシャ・プトゥリ、アシャ・ボスレ、スパークス、グリフ・リース、カラ・ジャクソン、ヤシーン・ベイ、ポール・シムノン、アイドルズのジョー・タルボット、ジョニー・マー、アジェイ・プラサンナ、トゥルーノ、アヌーシュカ・シャンカールらが参加している。
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