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オジー・オズボーンの娘であるケリー・オズボーンは亡き父に代わってバーミンガム・アウォーズで生涯功績賞を受賞して、ファンに感謝の思いを伝えている。
ケリー・オズボーンは現地時間10月17日に開催されたバーミンガム・アウォーズの授賞式で生涯功績賞を受賞しており、街が父にとってどれだけ大きな存在だったかについて振り返っている。
「昨晩は光栄にもバーミンガム・アウォーズで父に代わって生涯功績賞を受賞しました」とケリー・オズボーンは語っている。
「みなさんの愛と応援には感謝しきれません。父も天国から誇りをもって照らしてくれていると思います。父にとってバーミンガム人であることは何よりも重要なことでした。街とそこで暮らす人々のことが大好きだったのです」
「今回の栄誉は父にとって大きな意味を持つものです。心の底から感謝します。バーミンガムよ、永遠に」
オジー・オズボーンは7月5日にバーミンガムで最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を行っており、その17日後の7月22日に享年76歳で亡くなっている。
オジー・オズボーンは2018年以降、フルでのライヴは行っておらず、2019年の転倒で脊椎損傷が悪化することになり、複数の手術を行ったほか、肺炎と長年の感染症に加え、パーキンソン病も抱えるなど、様々な健康問題に直面してきた。
先日、息子のジャック・オズボーンはブラック・サバスの最後のライヴはオジー・オズボーンにとって「生前の通夜」となったと語っている。
ジャック・オズボーンは『グッド・モーニング・アメリカ』で最後のライヴについて次のように語っている。「ステージに出ていく前、楽屋に走っていって、彼に大きなハグをして、キスをして、『頑張ってください。きっとうまくいくはずです』と言ったんだ」
「仲間と一緒に客席で観ていたんだけど、みんなで泣いてしまった。同情したわけでも、悲しかったわけでもない。これが最後だと分かっていたからだと思う。今にして思えば、あれは生前の通夜みたいなものだったと思う。みんなに別れを告げることができたんだ」
BBCでは最後の3年間に撮影された映像によるドキュメンタリー『オジー・オズボーン:カミング・ホーム』がオンエアされている。ドキュメンタリーの終盤でオジー・オズボーンは44000人の観客の前で最後のライヴを行ったことについて次のように振り返っている。「できたことと言えば……すごくフラストレーションだったのはステージを駆け回る代わりに座ってなければならなかったことだ」
オジー・オズボーンは次のように続けている。「あれは拷問だったね。あの椅子から降りたくてたまらなかったからね。9曲の間、あの椅子に座っているのは謙虚な気持ちになった。ライヴは本当に素晴らしい終わり方だった」
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