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オジー・オズボーンの息子であるジャック・オズボーンはロジャー・ウォーターズのオジー・オズボーンについての発言を批判している。

オジー・オズボーンは現地時間7月22日に亡くなっており、遺族は声明で「愛に囲まれて」亡くなったと述べている。オジー・オズボーンとブラック・サバスは現地時間7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題した最後のライヴも行っている。

訃報を受けてオジー・オズボーンには多くのミュージシャンから追悼の声が寄せられているが、ロジャー・ウォーターズは今回物議を醸す発言を行っている。

ロジャー・ウォーターズはポッドキャスト『インディペンデント・インク』に出演して様々な話題について触れる中で、政治的な問題から目をそらすためにポップ・カルチャーの人物が使われていると語っている。

「どうすれば脇に追いやることができるか? やり方は分かっている。テイラー・スウィフトでも何でも、キム・カーダシアンのお尻でも持ち出せばいいんだよ」

ロジャー・ウォーターズはその後、亡くなったオジー・オズボーンに話を向けている。「オジー・オズボーンとかね。亡くなったけど、彼の生涯がどんな状況だったとしても彼の幸運を願うよ。僕らには分かることがないんだろうけどさ。ずっとバカバカしさとナンセンスでテレビに出ていたけどね。音楽のことも私はまったく知らないんだ。関心を持てなかったんだよ」

ロジャー・ウォーターズは次のように続けている。「ブラック・サバスも興味がなかった。まったくね。鶏の頭を噛むとか、彼らのやることには興味を持てなかった。関心を持てなかったんだよ」

この発言を受けて息子のジャック・オズボーンは父の名誉を守るため、ソーシャル・メディアでロジャー・ウォーターズを痛烈に批判している。「やあ、ロジャー・ウォーターズ。くそくらえだ。なんて情けなく、時代錯誤になってしまったんだ。最近はデタラメをマスコミに吐き出すことしか関心を得られなくなってしまったようだね。父はお前のことをずっと最低な奴だと思っていた。父が正しかったことを証明してくれて感謝するよ」

オジー・オズボーンについては生中継で引き合いに出したWWEのレスラーにも批判の声が寄せられることとなっている。ニッキー・ベラはベッキー・リンチにその場でレスリングをしようと持ちかけたが、ベッキー・リンチはそんなことはしないと拒否しており、亡くなったオジー・オズボーンをネタに暴言を吐いている。

「バーミンガムなんかでレスリングはやらない。この地から生まれた唯一よかったものも先月亡くなってしまった。でも、オジー・オズボーンについて公平に言うならば、彼はロサンゼルスというまともな都市に移住するという賢明な判断をしていた。だって、バーミンガムで暮らしていたなら、私も死んでいただろうから」とベッキー・リンチが言うと、会場はブーイングに包まれることとなっている。

この発言を受けて、ケリー・オズボーンはソーシャル・メディアで次のように述べている。「あなたは失礼なクズ野郎ね。どんな状況になっても手助けはしない。父と彼の故郷についてあんなことを言わせたWWEは恥を知れ」

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