Photo: PRESS / FRANK MADDOCKS

システム・オブ・ア・ダウンは亡くなったオジー・オズボーンに追悼の意を表して、20年以上ぶりにブラック・サバスの“Snowblind”を演奏している。

オジー・オズボーンは現地時間7月22日に亡くなっており、遺族は声明で「愛に囲まれて」亡くなったと述べている。オジー・オズボーンとブラック・サバスは現地時間7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題した最後のライヴも行っている。

システム・オブ・ア・ダウンは現地時間8月27日にニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで5月以来となるライヴを行っており、オジー・オズボーンに追悼の意を表している。ライヴの20曲目でシステム・オブ・ア・ダウンは23年ぶりにブラック・サバスの“Snowblind”を演奏している。

ダロン・マラキアンは演奏前に次のように語っている。「オズフェスには何度か出演したことがあるんだ。あの時、あの場所にいたくらいの年齢の人もいるだろうし、まだ生まれていなかった人もいるだろう。オジー・オズボーンに感謝したい。オジー・オズボーンに感謝の気持ちを伝えたいんだ」

スタジアムからオジー・オズボーンのコールが起こると、ダロン・マラキアンは次のように語っている。「続けてくれ。コカインについての曲をやるよ。“Snowblind”という曲だ」

観客が撮影した映像はこちらから。

システム・オブ・ア・ダウンは2001年に『オズボーンズ』のサウンドトラックのために“Snowblind”をレコーディングしている。ライヴで演奏されたのは2002年が最後となっていた。

オジー・オズボーンについてはバーミンガムで葬列が市街を巡り、数千人の人たちが参列することとなっている。その後、プライベートの葬儀はバーミンガムシャーにある自宅敷地内で行われ、エルトン・ジョンやメタリカのメンバーが参列する中で埋葬されている。

訃報を受けて、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられており、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ジャック・ホワイト、ヤングブラッド、ゴーストらがオジー・オズボーンに追悼の意を表している。

また、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは最後のライヴから2週間あまりでオジー・オズボーンが亡くなったと聞いた時のことを振り返っている。「亡くなった日に電話をもらったんだ。ホテルの部屋で電話を切った。イングランドのリーズだったと思う。身を丸めて、何時間も号泣してしまった。信じられなかったんだ。いまだに信じられない。多くの人と同じように今も悲しんでいるよ」

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