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ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードはオジー・オズボーンが亡くなったと知った時のことを振り返っている。

先月76歳で亡くなったオジー・オズボーンは7月5日にアストン・ヴィラの本拠地であるヴィラ・パークで最後のライヴ「バック・トゥ・ザ・ビギニング」を行っている。

ジューダス・プリーストはスケジュールの関係でライヴには参加できなかったが、ブラック・サバスの“War Pigs”をカヴァーした映像を事前に公開している。ロブ・ハルフォードは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」に参加できないことについて次のように語っている。「すべてが発表された後に突然、シャロンから電話があったんだ……がっかりしているよ」

今回、ロブ・ハルフォードは最後のライヴから2週間あまりでオジー・オズボーンが亡くなったと聞いた時のことをデトロイトのラジオ局「WRIF」で振り返っている。「亡くなった日に電話をもらったんだ。ホテルの部屋で電話を切った。イングランドのリーズだったと思う。身を丸めて、何時間も号泣してしまった。信じられなかったんだ。いまだに信じられない。多くの人と同じように今も悲しんでいるよ」

「それで次の日にライヴがあったんだ。この悲劇を、すべての愛を一体どうやって受け止めればいいのだろう、という感じでね。というのも、こんなに愛が溢れ出したことはこれまでなかった。それでライヴをやったんだけど、みんなに会った時にやる曲に辿り着いたんだ。『インヴィンシブル・シールド』に収録されている“Giants in the Sky”という曲なんだけど、音楽界で私たちが大好きで、素晴らしい場所へと旅立った人たちのことを歌っている曲なんだよ。レミー、ロニー・ジェイムス・ディオ、ポール・ディアノ、ハントレスのジル・ジェイナス、クリス・コーネル、そして偉大なるジャニス・ジョプリンやフレディ・マーキュリーだよね。そのライヴではオジー・オズボーンも最後に加えたんだ」

「今、彼のことを話すことができて嬉しいし、ずっと彼のことを話していくべきだね。ロニー・ジェイムス・ディオやレミーのことを話しているようにね」とロブ・ハルフォードは続けている。「みんな、私の友人だった。祝福しなきゃいけない。それが悲しみを乗り越える助けになる。みんな、思い出や喜び、素晴らしい時間を思い出すと思うけど、オジーについてもそうしていくんだ」

バーミンガムでは葬列が市街を巡り、数千人の人たちが参列することとなっている。その後、プライベートの葬儀はバーミンガムシャーにある自宅敷地内で行われ、エルトン・ジョンやメタリカのメンバーが参列する中で埋葬されている。

訃報を受けて、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられており、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ジャック・ホワイト、ヤングブラッド、ゴーストらがオジー・オズボーンに追悼の意を表している。

ドキュメンタリーに加え、オジー・オズボーンは妻のシャロン・オズボーンとの生涯を元にした伝記映画が今も製作進行中であると報じられている。

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