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オジー・オズボーンはエルトン・ジョンやメタリカのメンバーが出席したプライベートな葬儀でイギリスの自宅敷地内に埋葬されたことが明らかになっている。

オジー・オズボーンは地元バーミンガムで最後のライブを行い、チャリティ団体に多額の資金を集めた数週間後に亡くなったことが発表されている。

バーミンガムでは葬列が市街を巡り、数千人の人たちが参列することとなっている。ブラック・サバス・ブリッジとベンチに設置されたファンの追悼碑にはファンがたむけた数百の追悼の品々や花が飾られることとなっていた。

最後のお別れを告げる機会となった葬列の後、オジー・オズボーンはバーミンガムシャーにある自宅敷地内に埋葬されたという。『デイリー・メール』紙によれば、プライベートな葬儀は250エーカーの自宅敷地内で行われ、約110人の近親者が出席したという。

家族のほか、ブラック・サバスのメンバー、エルトン・ジョン、マリリン・マンソン、メタリカのメンバー、スリップノットのコリィ・テイラー、ロブ・ゾンビ、ザック・ワイルドらが葬儀には出席している。ザック・ワイルドとメタリカのロバート・トゥルヒーヨはオジー・オズボーンのソロ・バンドにも参加していた。

敷地内には、湖畔に「オジー・ファッキング・オズボーン」と書かれた巨大なフラワー・アレンジメントが設けられていたという。

『ザ・サン』紙によれば、ヤングブラッドは弔事を読み上げたとのことで、オジー・オズボーンと妻のシャロン・オズボーンは2022年発表の曲“The Funeral”のミュージック・ビデオに出演して以来、親しい関係を保っており、最後のライヴでの二人の感動的な逸話も明らかになっている。

葬儀後、マリリン・マンソンはX/ツイッターで次のように述べている。「本日、愛した友人を埋葬してきました。オジー、あなたの人生に私を受け入れてくれたことに永遠に感謝します。あなたのインスピレーションと愛はいつまでも私と共にあります」

「シャロンや御家族には敬虔で美しい葬儀に感謝したいと思います。あなたの遺産は生き続けていきます」

生前、オジー・オズボーンは葬列や葬儀が「落ち込むだけの集まり」ではなく、彼の人生を称えるものになることを願っていると語っている。

2011年、『ザ・タイムズ』紙でオジー・オズボーンは葬儀の計画について次のように述べている。「正直言って、葬儀で何を流すかはどうでもいいね。楽しくなれるんであれば、ジャスティン・ビーバーやスーザン・ボイルのメドレー、ディディ・メンの曲をかけてもらっていい。でも、悲観的な式ではなく、祝賀ムードのある式にしたいんだ」

オジー・オズボーンは次のように続けている。「いたずらもあってほしいね。棺桶の中でノックする音とか、『死』という診断について医師にセカンドオピニオンを求める動画とか、つらい時期をくどくどと語るようなものにはしたくない」

訃報を受けて、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられており、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ジャック・ホワイト、ヤングブラッド、ゴースト、ゴジラらがオジー・オズボーンに追悼の意を表している。

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