
Photo: GETTY
かつてオジー・オズボーンのバンドに在籍していたメタリカのベーシストであるロバート・トゥルヒーヨはオジー・オズボーンに追悼の意を表して、葬儀にも出席することを明らかにしている。
訃報は遺族によって声明が現地時間7月22日に発表されており、オジー・オズボーンは「愛に囲まれて」亡くなったという。享年76歳だった。
オジー・オズボーンはその長年のキャリアで多くのミュージシャンと仕事をしてきたが、ロバート・トゥルヒーヨもその一人で、現在はメタリカのベーシストとして広く知られている。ロバート・トゥルヒーヨはキャリアの初期にオジー・オズボーンのバンドに参加しており、オジー・オズボーンはロバート・トゥルヒーヨのバンドであるインフェクシャス・グルーヴスの後押しもしていた。
今回、ロバート・トゥルヒーヨはオジー・オズボーンとの仕事が自身にとってどれほどの意味を持っていたかを振り返り、追悼の意を表している。
ロバート・トゥルヒーヨはオジー・オズボーンと自身が一緒に掲載されたツアー・プログラムを持った写真を投稿して、葬儀に出席するためにイギリスに向かっていることを明らかにしている。
「オジー・オズボーンは創作面でのコラボレーションでも、長く続いた友人関係でも、新しい人間関係のパイプとなってくれた」とロバート・トゥルヒーヨは述べている。「オジー・オズボーンのおかげでインフェクシャス・グルーヴスは1991年に新人バンドでありながらツアーをすることができた。当時はまだバンドという形ではなく、ただレコーディングした楽しい曲を演奏しているだけだった。ツアーに出る準備はできていなかったけれど、オジー・オズボーンが僕らを応援してくれて、実現することになった」
ロバート・トゥルヒーヨはまた、オジー・オズボーンがかつて「『シアター・オブ・マッドネス』ツアーのオープニングアクトをやってくれと声をかけてくれた」ことや、ベースの腕前についてあたたかい言葉をかけてくれたことも振り返っている。
「オジー・オズボーンは謙虚な人で、時にあまりに正直すぎて人を傷つけることもありましたが、彼のユーモアのセンスのおかげですべてが本当に素晴らしいものになった。オジー・オズボーンやザック・ワイルドとツアーをするのはワイルドな冒険で、二人が一緒になるとクレイジーで、最高のローラコースターみたいなんだ。彼の思いと魂に私たち全員が感謝している」
「オジー・オズボーンとブラック・サバスは今も人生のサウンドトラックになっている。彼らが与えてくれたインスピレーションは言葉にならない。私の意見としては最初のリアルなオルタナティヴなロック・バンドだった」
ロバート・トゥルヒーヨは「オジー・オズボーンは最後の日々で持っているものをすべて与えてくれた」として、メタリカとしてバーミンガムで行われた最後のライヴに参加することができて「光栄だった」と述べている。
訃報を受けて、音楽からは多くの追悼の声が寄せられており、アリス・クーパー、エルトン・ジョン、グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、ジャック・ホワイト、ヤングブラッド、ゴースト、ゴジラらがオジー・オズボーンに追悼の意を表している。
オジー・オズボーンは昨日7月30日に地元バーミンガムを回る葬列が生中継されており、その後に近親者によるプライベートな葬儀が行われている。
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.




