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ジューダス・プリーストはオジー・オズボーンの訃報を受けて、ソーシャル・メディアで追悼の意を表している。

訃報は遺族によって声明が現地時間7月22日に発表されており、オジー・オズボーンは「愛に囲まれて」亡くなったという。享年76歳だった。

オジー・オズボーンとブラック・サバスは現地時間7月5日にバーミンガムのヴィラ・パークで「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題した最後のライヴを行っており、ジューダス・プリーストはスケジュールの関係でライヴには参加できなかったが、ブラック・サバスの“War Pigs”をカヴァーした映像を事前に公開している。

ライヴに先立ってオジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンは次のように語っていた。「この場にいてほしかった2組がいるの。でも、あの日に仕事が別であって、来られないのよ。それは地元バーミンガムのバンドであるジューダス・プリーストとAC/DCのアンガス・ヤングね。というのも、アンガス・ヤングはオジー・オズボーンにとって大きな支援者だった」

今回、ジューダス・プリーストはソーシャル・メディアで次のように追悼の意を表している。「世界各国の何百万人と同じように私たちも胸を痛めています。私たち全員が感じている愛と喪失を言葉では表現できません」

「シャロン、神があなたと美しい家族を愛と平穏と光で包んでくれますように。オジー、あなたが私たちの下を離れることはありません。あなたの音楽は永遠です。素晴らしい人生を通して私たち全員を祝福してくれたあなたに、これまで以上に神の御加護がありますように」

ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」に参加できないことについて次のように語っている。「すべてが発表された後に突然、シャロンから電話があったんだ。『ロブ、スコーピオンズとのライヴがあるのは知っているけど、オジー・オズボーンとみんなのために来ることを考えてくれない? オジーはあなたたちに会いたがっているわ』ってね」

プライベート・ジェットでバーミンガムに駆けつける提案を受けたが、ロブ・ハルフォードは次のように語っている。「ライヴ・エイドの時のフィル・コリンズを思い出したよ。コンコルドでロンドンとフィラデルフィアの公演をやったよね」

しかし、ロブ・ハルフォードはシャロン・オズボーンの提案を断ることになったと続けている。「プライベート・ジェットだとしても“技術的”な問題が出てくる可能性があるからね。なにかがうまくいかなかったり、この時期の天候が問題になることもある。がっかりしているよ」

「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題されたライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、アンスラックス、ガンズ・アンド・ローゼズ、トゥールらが参加しており、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロが音楽監督を務め、ジェイソン・モモアが司会を務めていた。

オジー・オズボーンはブラック・サバスとして最後に演奏した“Paranoid”の紹介時に観客に感謝の言葉を伝えている。「次が最後の曲だ。みんなの応援のおかげで素晴らしいライフスタイルを生きることができた。心の底から感謝しているよ」

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