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ジャック・ブラックはブラック・サバス最後のライヴに合わせてオジー・オズボーンの“Mr. Crowley”を披露したミュージック・ビデオを公開している。

ブラック・サバスは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題して現地時間7月5日に故郷バーミンガムのヴィラ・パークで最後のライヴを行っている。ドラマーのビル・ワードがブラック・サバスのライヴに参加するのは2005年以来となっている。

ハード・ロック界の錚々たる人物が参加したこのライヴだが、シーンと関連はあるものの、現地を訪れることのできなかったある人物は代わりにミュージック・ビデオを撮影して、ヴィラ・パークで上映されることとなっている。

テネイシャスDの片割れとしてハード・ロックの熱狂的ファンとして知られるジャック・ブラックはオジー・オズボーンのソロ曲“Mr. Crowley”のミュージック・ビデオを今回製作している。ジャック・ブラックはフレアのついた「OZZY」と描かれた青のニットを着用している。

ミュージック・ビデオにはトム・モレロの息子であるロマン・モレロ、アンスラックスのスコット・イアンの息子であるレヴェル・イアン、若いミュージシャンの相馬世世歌、ヒューゴ・ワイスが参加している。

ジャック・ブラックによるミュージック・ビデオはこちらから。

この日のライヴでブラック・サバスは22時過ぎにサイレンと赤いストロボ照明の中でステージに立っている。“War Pigs”で幕を開けたライヴは“N.I.B.”、“Iron Man”と続き、最後となった“Paranoid”の紹介時にオジー・オズボーンは次のように語っている。「次が最後の曲だ。みんなの応援のおかげで素晴らしいライフスタイルを生きることができた。心の底から感謝しているよ」

ライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ゴジラ、アンスラックス、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ガンズ・アンド・ローゼズ、トゥール、サウンドガーデンのメンバーらも参加している。

トム・モレロは「スーパーグループB」としてステージにも登場して、エアロスミスのスティーヴン・タイラーがヴォーカルを務め、ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッド、エクストリームのヌーノ・ベッテンコートがギターを、クワイエット・ライオットのルディ・サーゾがベースを、ブリンク182のトラヴィス・バーカーがドラムを担当して、“Train Kept A Rollin”を演奏している。

その後、トラヴィス・バーカーに代わってレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスがドラムを担当して、エアロスミスの“Walk This Way”、レッド・ツェッペリンの“Whole Lotta Love”を演奏している。

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