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Photo: GETTY
ブラック・サバスのベーシストであるギーザー・バトラーは発表された最後のライヴについて自身の思いを語っている。
ブラック・サバスは7月5日に地元バーミンガムのヴィラ・パークで最後の公演を行うことを発表している。
ブラック・サバスはオジー・オズボーン、ギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、ドラマーのビル・ワードという結成メンバーによるラインナップで20年ぶりとなるライヴを行うことになる。
「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題されたライヴにはメタリカ、スレイヤー、パンテラ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、アリス・イン・チェインズ、リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストらも出演する。
トニー・アイオミは公演について次のように述べている。「信じられないような旅路だった。けれど、すべてが始まったここアストンで終わるしかないと思った」
今回、ギーザー・バトラーもソーシャル・メディアで公開された動画で公演への思いを語っている。
ギーザー・バトラーはトニー・アイオミとシャロン・オズボーンが出席したヴィラ・パークでの記者会見に触れながら、キャプションで次のように述べている。「孫娘の用事があって今日の発表のためにイングランドに行くことができなかったんだ。けれど、思いは共にある」
動画でギーザー・バトラーは次のように語っている。「やあ、ギーザー・バトラーだよ。7月5日にヴィラ・パークでみんなに会えることが楽しみだよ」
「オリジナルのブラック・サバスがアストンでライブをやるのは昔やっていた頃以来なんだ。ファースト・アルバムのほとんどはアストンで書かれたものだ。アストン・コミュニティ・センターやバーリントン・ホールといった場所で書いたんだよ」
ギーザー・バトラーは次のように続けている。「これは自分たちにとってすべてが始まった故郷への帰還となる。全員にとってすごく特別な機会になるだろう。そこで会えればと思う」
公演の収益はアストン・ヴィラが支援するこどもホスピスに寄付される。
ブラック・サバスが一夜限りの公演を行う噂はここ数年話題となってきた。昨年、オジー・オズボーンは結成メンバーであるドラマーのビル・ワードが参加したブラック・サバスとしての最後の公演を行う「チャンスがあったら飛びつく」だろうと語り、ギーザー・バトラーはライヴを行うことについて「合意している」と語っていた。
時を同じくして、オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンはライヴから引退する前に「お別れを告げる2つの公演」を計画していることを明らかにしていた。
ブラック・サバスは2017年にフェアウェル・ツアーを締めくくる公演をバーミンガム・アリーナで行っている。しかし、オジー・オズボーンはドラマーのビル・ワードが参加していないことを残念に思っていると語っていた。ビル・ワードは2011年11月に発表されたブラック・サバスの再結成に参加する予定になっていたが、その後、契約面に「納得できない」として再結成への不参加を表明している。
オジー・オズボーンは健康上の問題を抱えており、パーキンソン病や様々な手術のためにライヴをできない可能性を受け止めなければいけないとも語っていた。
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