Photo: Phoebe Fox

ブラーはドキュメンタリー・フィルム『ブラー:トゥー・ジ・エンド』と『ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』が劇場公開されたことを受けて、著名人のコメントが公開されている。

ドキュメンタリー『ブラー:トゥー・ジ・エンド』についてプレス・リリースでは次のように記されている。「30年以上にわたってバンドメイトを続けてきたデーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリーの4人が昨年7月に行われることになった初となるロンドンのウェンブリー・スタジアムを控える中で2023年初頭に再び集まって新曲をレコーディングした、その友人関係を追ったものになります」

『ブラー:トゥー・ジ・エンド』と『ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』は共に映像制作会社の「アップ・ザ・ゲーム」のジョシュ・コノリーがプロデューサーを務め、トビー・Lが監督を務めている。両者はこれまでに『リアム・ギャラガー:ネブワース22』、『オリヴィア・ロドリゴ:サワー・プロム』、『フォールズ:リップ・アップ・ザ・ロード』を手掛けている。

トビー・Lは『トゥー・ジ・エンド』について次のように語っている。「『トゥー・ジ・エンド』は人間関係、モチベーション、そして死について間近で追ったものであり、長い友人たちが共に克服すべき新たな旅路を見つけたことを映像と音で描いたものになります」

「これまでも頻繁にドキュメンタリーが作られてきたバンドを追うという点についてプロジェクトの開始時に話し合い、この作品が新しい物語を語るものであり、すべて現場で撮影され、なんといっても正直なものにしようということで合意しました。本作は人々に観てほしいもの、そしてなにより感じてほしいものになっています」

公開された著名人のコメントは以下の通り。

西寺郷太 (NONA REEVES)
■『blur:To The End』『blur:Live At Wembley Stadium』コメント
デーモンはフロントマンらしく、グレアムはギタリストらしい。アレックスとデイヴ以外にはあり得ないリズム・セクション。あまりにも「バンド的」なブラーが大好きだ。歳を重ねて今を生きながら、失ったものも振り返る素晴らしいドキュメンタリーとライヴ!

■好きな曲
Coffee & TV
全員が素敵な、「バンド」でしかないブラーのクリエイティヴな化学反応が好きです。

小宮山雄飛(ホフディラン)
■『blur:To The End』コメント
心の底から「blurをずっと好きでいて良かった!!」と思える最高の作品。そこに4人がいるだけで胸アツです。

■『blur:Live At Wembley Stadium』コメント
今までblurのライブは来日公演はもちろん、香港へも、そしてロンドンのハイドパークまでも追っかけて観たけど、それら全ての感動を足したくらいの最高のライブ!たった1本のライブフィルムでこんなに泣いたのは初めてです。

■好きな曲
The Universal
もともと、未来についてちょっと排他的な意味も込めた、デーモンらしいシニカルな曲だったのが、30年たって、当の未来になり、ライブで歌い継がれるうちに、むしろ普遍的な大バラードに育ってしまったのが、壮大なドラマを見ているようで本当に感動します。

嶋佐和也(ニューヨーク)

■『blur:To The End』コメント
年老いていくことは寂しい。終わりに向かっていくからだ。でもそんな中でも青春は続けられる。老いていく身体に鞭打ってまた輝くblurおじさん達は素敵だ。さあ俺の人生の後半戦はどうしていこうか。

■好きな曲
End of a Century
リリースから30年以上経っても色褪せない名曲。好きな理由って言われても歌詞も曲も素晴らしいとしか言いようがないなあ(笑)

永野(お笑い芸人)
■『blur:To The End』『blur:Live At Wembley Stadium』コメント
「ブラーの私生活って田舎をお洒落にするんだ」と感動しました!「ビールをあんなに自然に嗜むんだ」と感動しました!「ライブの多幸感が尋常じゃない」と感動しました!エモいのに絶対的にクールで、それがBlur!

■好きな曲
Country House
単純にポップでクセになるのと、発売当時の個人的な思い入れがあるのと、映画を観てメンバーの雰囲気に1番近い、これぞイングランドって感じが好きです!

やついいちろう(エレキコミック)
■『blur:To The End』コメント
「ニューアルバムを作るってことはノスタルジーに浸るんじゃなく今の自分の人生を見せること」とデーモンは言った。自分にも突き刺さる。その挑戦が大歓声に迎えられる姿に感動した。でも人生は続くってことも。

■『blur:Live At Wembley Stadium』コメント
blurを初めて観たのは93年の渋谷のオーイーストで行なわれたセカンドアルバムのツアーだった。デーモンが「ずっとファンでいたなんてどうかしてるよ。感謝してる」とMCで言うんだけど、僕もその1人だ。それはとても素敵な事だなと思った。

■好きな曲
End of a Century
BLURにはいい曲がたくさんあるけど、大阪のサマソニにBLURを1人で観に行った時、始まる前にこの曲を口ずさんでた。なぜかはわからない。好きってことなんだろう。

賀屋壮也(かが屋)
■『blur:To The End』/『blur:Live At Wembley Stadium』コメント
僕がblurにハマった高校生の時、活動をリアルタイムで追うことは出来ませんでした。それでも過去のものを追っかけて追っかけてそしてこの今の両作品。とても胸が熱くなりました。おじさんになってもやっぱりかっこいいblur。こういう仕事仲間達と歳をとっていきたいと強く思いました。ただまさか鶏を飼っているとは。

■好きな曲
The Universal
高校生の時に聴いて衝撃を受けました。楽曲もそうですがMVのかっこよさ。blurにまつわるものは調べたいという気持ちを持たせてくれました。blurのお陰で色々なものを好きになれた気がしています。大好きです。

ハリー杉山(タレント)
■『blur:To The End』コメント
30年経っても何も変わらない。50歳を越えて大人の証が顔や体に出てきても、blurの音楽は永久に不滅。世界を変えた歴史的バンドの心を丸裸にした、実に生々しい、そして心躍るドキュメンタリーです^_^

■好きな曲
The Narcissist
デーモンの絶妙なボーカルと、人生の黄昏を意識した、なんともいえない切なさがたまらないです。

紗倉まな(セクシー女優/作家)
■『blur:To The End』コメント
かつてblurが世界中に放ったキラキラで毒々しいポップマジックは、世界中の若者に伝播し、その効力は今なお健在。そんなblurから預かったサムシングを再び彼らに還元・交歓・再構築しあった様なウェンブリーのライブは圧巻で、懐メロという範疇を軽く越えてきた!

■好きな曲
End of a Century
Blurのことを知るきっかけになった曲で、英語がさっぱりな私は歌詞カードの和訳を見て真意を想像するしかないけど、デーモンが書く繊細な歌詞と、煌びやかだけど哀愁のあるサウンドに心を持っていかれる。

映画の概要は以下の通り。

『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』
監督:トビー・L
出演:デーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリー
2024年/イギリス/104分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:blur:To The End
配給:KADOKAWA
(C)2024 Copyright Up The Game Limited & blur

『blur:Live At Wembley Stadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』
監督:トビー・L
出演:デーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリー
2024年/イギリス/128分/ビスタサイズ/5.1ch/原題:blur:Live At Wembley Stadium
配給:KADOKAWA
(C)2024 Copyright Up The Game Limited & blur

更なる詳細は以下のサイトでご確認ください。

https://blur-movie.com

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