エルトン・ジョンとブランディ・カーライルはコラボレーション・アルバム『天使はどこに』を4月4日にリリースすることを発表している。
アルバムにはエルトンの長年のソングライティング・パートナーであるバーニー・トーピンと、プロデューサーのアンドリュー・ワットも全面参加しており、アルバムはLP、CD、カセット、デジタル配信の各形態でリリースされる。
リリース発表に合わせて先行シングル“Who Believes In Angels?”とアルバムのメイキング・ショートフィルムが公開されている。
2023年10月、ロサンゼルスのサンセット・スタジオに完全に白紙の状態で入った彼らは制作を開始し、互いに新たな挑戦を促しながら、わずか20日間でアルバムを完成させたという。
レコーディングにはチャド・スミス(Ds/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ピノ・パラディーノ(B/ナイン・インチ・ネイルズ、デヴィッド・ギルモア)、ジョシュ・クリングホッファー(Key/パール・ジャム、BECK)が参加している。
アルバムにはドキュメンタリー『エルトン・ジョン:Never Too Late』でエンドクレジット・ソングとなった“Never Too Late”も収録される。
エルトン・ジョンはアルバムについて次のように語っている。「これまで作ったアルバムの中で最も大変で、同時に人生における最も素晴らしい音楽体験の一つだったよ。これを作ったことで、前に進むための場所を見つけられた気がする。『天使はどこに』で私は新しい時代に足を踏み入れ、未来に向かって扉を押し広げた。これまでやってきたことはすべて後ろにある。それらも素晴らしい、驚くべきものだった。でもここが私にとっての新たな出発点。キャリアの新たなスタート、第2章の始まりだ」
ブランディ・カーライルは次のように続けている。「やり遂げたんだという事実に、いまだ興奮が収まりません。エルトン・ジョンのソングライティングの基準に皆が従えば、自ずとすべてはレベルアップする。それは音楽を作るという上で、とんでもなく挑戦的でインスピレーションに満ちた環境でした。皆がアイデアを出し、互いのアイデアに耳を傾ける。まるで家族のようでした。今はいろんなことが起きていて、生きるのが大変な世界。平穏さや達成感を見出すのは難しい。そんな中に喜びや歓喜の瞬間を探そうとするのは、ある種、時代に抗う行為かもしれない。それこそが、まさにこのアルバムの意味することなのです」
リリースの詳細は以下の通り。
エルトン・ジョン&ブランディ・カーライル『天使はどこに』
Elton John & Brandi Carlile / Who Believes In Angels?
2025年4月4日発売
日本盤のみSHM-CD仕様
英文楽曲解説翻訳、解説・歌詞・対訳付
①通常盤
UICY-16279 / 3,300円(税込)
②デラックス【日本独自企画盤】【限定盤】
UICY-80578 / 5,500円(税込)
DVD付 / ボーナス・トラック収録 / 7インチ・サイズ紙ジャケット仕様 / ポスター、ロゴ・ステッカー封入
③デラックス・ボックス【輸入国内盤仕様】【完全生産限定盤】
UICY-80579 / 7,700円(税込)
DVD付 / ボーナス・トラック収録 / アイロンプリント、ポラロイドプリント6枚封入
CD(①②③)
01. The Rose Of Laura Nyro ローラ・ニーロの薔薇
02. Little Richard’s Bible リトル・リチャードのバイブル
03. Swing For The Fences スウィング・フォー・ザ・フェンシズ
04. Never Too Late ネヴァー・トゥー・レイト
05. You Without Me ユー・ウィズアウト・ミー
06. Who Believes In Angels? 天使はどこに
07. The River Man ザ・リヴァー・マン
08. Little Light リトル・ライト~世界に光を
09. Someone To Belong To サムワン・トゥ・ビロング・トゥ
10. When This Old World Is Done With Me この古き世界が私と共に終わる時
DVD(②③)
・Lord Let Me ロード・レット・ミー <オーディオ>*ボーナス・トラック
・Behind The Scenes Studio Footage ビハインド・ザ・シーン・スタジオ映像
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