ドーチーは分水嶺となるグラミー賞受賞を受けて新曲“Nosebleeds”が公開されている。
ドーチーは現地時間2月2日に開催されたグラミー賞授賞式でエミネム、J・コール、フューチャーらを凌いでミックステープ『アリゲイター・バイツ・ネヴァー・ヒール』で最優秀ラップ・アルバム賞を受賞している。ドーチーはローリン・ヒル、カーディ・Bに次いで最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した3番目の女性アーティストとなっている。
グラミー賞受賞を受けてドーチーはウイニングランとして新曲“Nosebleeds”を公開している。この曲ではカニエ・ウェストが2005年のグラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した時の受賞スピーチにも言及されている。ドーチーはチャペル・ローンが受賞した最優秀新人賞にもノミネートされていた。
新曲“Nosebleeds”の音源はこちらから。
グラミー賞についてはケンドリック・ラマーが最多受賞となっており、“Not Like Us”で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞のほか、最優秀ラップ・パフォーマンス賞、最優秀ラップ・ソング賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞している。
今回、ドーチーは最優秀ラップ・アルバム賞を受賞することになったが、まだ正式なファースト・アルバムはリリースされていない。昨年12月、ドーチーはファースト・アルバムが今年リリースされる見込みであることを示唆している。
『ヴァラエティ』誌のインタヴューでドーチーは『アリゲイター・バイツ・ネヴァー・ヒール』については「純粋な臨場感とクリエイティヴィティ」でできた作品だとして、「それを自分のすべてのプロジェクトに持ち込んで、前に進んでいくメンタリティを持っていたい」と述べている。
ファースト・アルバムは生演奏のトラックを組み合わせたものになるとのことで、ドーチーは次のように語っている。「今はアルバムのことしか考えられない。もっと音楽を作って、ヒット曲を生み出して、さらに目標を達成するのを楽しみにしている。それだけね」
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