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リンゴ・スターは曲が分からなかったためエルトン・ジョンの母親と共にエルトン・ジョンのコンサートから帰った逸話を明かしている。

先日、通算21作目となるソロ・アルバム『ルック・アップ』をリリースしたリンゴ・スターは『サンデー・タイムズ』紙のインタヴューで自身のライヴで新しい曲を披露しなくなった理由について語っている。

ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたエルトン・ジョンのコンサートに行った時のことをリンゴ・スターは次のように振り返っている。「彼が出てきて、『ニュー・アルバムの曲しかやらない』と言ったんだ。私とエルトン・ジョンの母親は3曲で帰ったね。曲を知らなかったからね」

ライヴで新しい曲を披露しなくなった理由についてリンゴ・スターは次のように語っている。「バンドのサウンドは素晴らしいし、楽しい時間になっているから、あとはやるだけなんだ。90年代後半は新しいアルバムから2〜3曲やっていたけど、会場が空っぽになったかのように感じるんだ。誰にでもあることだと思う」

リンゴ・スターはインタヴューで自身のヴォーカルについても語り、自分の声を好きではないことを認めている。「自分のキーであれば、うまく歌えるんだ。ザ・ビートルズでうまくいったのはジョンにしてもポールにしても素晴らしいソングライターだったからだよね。そういうことだったんだよ」

「アルバムで1曲歌っていたんだけど、そのうちの数曲は本当に素晴らしいものだった。“With a Little Help from My Friends”も“Yellow Submarine”も、いまだに大きな存在で、ツアーでもやっている。素敵な曲をたくさん書いてくれたんだ」

先日、エルトン・ジョンは名声に対処するためにチャペル・ローンにかけたアドバイスを明かしている。

ジ・アンクラーのインタヴューでエルトン・ジョンは名声に対処するためにチャペル・ローンにかけたアドバイスについて語っている。「チャペル・ローンは突然の成功でちょっと圧倒されたんだと思う。彼女はずっと前から曲を書いてきたわけだけど、あっという間に風船が膨らむことになった。私は彼女を落ち着かせようとしただけだ。『いいかい。大丈夫だから。やりたいことをすればいい。人の言うことは聞かなくていい。自分の速度で歩けばいい。レコード会社のことも聞かなくていい。次のアルバムを出したいと言われても、準備ができた時にやればいい』ってね」

一方、リンゴ・スターはジャック・ホワイトやシェリル・クロウと共演したカントリー・コンサートが配信されることが決定している。

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