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ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはブラーの再結成公演で客席にいる10代の娘を見た時に「泣き出してしまった」と語っている。

今月、回想録『オーヴァー・ザ・レインボー』を出版したアレックス・ジェームスは新しい世代のファンについて振り返り、自身の子どもがブラーのコンサートを訪れた時のことについて語っている。

アレックス・ジェームスは「チャンネル4」に出演してイーストボーンで行われたウォーミングアップ公演で長男が「すぐに酔っ払って倒れてしまい、おかしくなっていた」と冗談を飛ばしている。しかし、14歳の末娘はそのライヴに驚くほど感動していたことにも触れている。

「どこにいるかは知っていたんだ。観覧スポットに連れて行っていたからね。照明が点いたら何も見えなくなるんだけど、客電が点いた時にどこにいるのか知っていたから、そこをちらっと見てみたんだ」

「そうしたら両腕を挙げて、上を見上げていたんだ。本当にそれを見て泣き出してしまったよ。音楽が完全に彼女に通じているのを見られたんだよ」

「やばかったよ」とアレックス・ジェームスは続けている。「チケットは主に18歳から31歳の人たちに売れていて、ブラーと一緒に育ってきた人たちと共にまったく新しい世代を見つけたという信じられないことが起こったんだよ」

ブラーはこの1年にわたって大きな1年を過ごしており、日本でもドキュメンタリー・フィルム『ブラー:トゥー・ジ・エンド』と『ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』は2025年1月31日より角川シネマ有楽町他にて全国順次ロードショーされることが決定している。

ドキュメンタリー『ブラー:トゥー・ジ・エンド』についてプレス・リリースでは次のように記されている。「30年以上にわたってバンドメイトを続けてきたデーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリーの4人が昨年7月に行われることになった初となるロンドンのウェンブリー・スタジアムを控える中で2023年初頭に再び集まって新曲をレコーディングした、その友人関係を追ったものになります」

『ブラー:トゥー・ジ・エンド』と『ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』は共に映像制作会社の「アップ・ザ・ゲーム」のジョシュ・コノリーがプロデューサーを務め、トビー・Lが監督を務めている。両者はこれまでに『リアム・ギャラガー:ネブワース22』、『オリヴィア・ロドリゴ:サワー・プロム』、『フォールズ:リップ・アップ・ザ・ロード』を手掛けている。

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