LCDサウンドシステムはニューヨークの公演で“North American Scum”を13年ぶりに演奏している。
LCDサウンドシステムは現地時間12月15日に「ウィンター・ファンクション」と題された12月のライヴを締めくくる公演を行っている。クイーンズのノックダウン・センターで行われた最後の4公演では2007年発表の『サウンド・オブ・シルヴァー』に収録されている“North American Scum”を10年以上ぶりに披露している。
“North American Scum”は12月12日の公演から4夜連続で演奏されており、最後に同曲が演奏されたのは2011年4月にニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンで行われたフェアウェル・コンサートとなっていた。
North American scum for the first time since MSG
byu/danceyrselftonowhere inLCDSoundsystem
LCDサウンドシステムは今年11月に新曲“X-Ray Eyes”が各種ストリーミング・サービスで公開されている。
“X-Ray Eyes”は10月22日のNTSレディオで「世界独占」にて公開されており、2022年に公開されたノア・バームバック監督の映画『ホワイト・ノイズ』に提供された“New Body Rhumba”以来の新曲となっている。
LCDサウンドシステムは新曲“X-Ray Eyes”の公開に合わせるようにプリマヴェーラ・サウンドの2025年バルセロナ会場に出演することも発表されている。
プリマヴェーラ・サウンドはそのプレス・リリースでLCDサウンドシステムが新作をリリースすることを明らかにしている。「お祝いということで、LCDサウンドシステムの“All My Friends”をプリマヴェーラ・サウンドの2025年バルセロナ会場の公式アンセムとして迎えたいと思います」
「20年近くにわたってこの曲はダンス・ロックによる友情への賛歌となってきたわけですが、ジェームス・マーフィー率いる多くの影響を与えてきたこのバンドがフェスティバルに(ニュー・アルバムと共に)戻ってくることになります。彼らは最高の思い出において欠かせない一部となっていますが、そんな彼らの時間は今も続いていることをはっきりとさせてくれるでしょう」
LCDサウンドシステムが最後にリリースしたアルバムは、活動休止前の2010年に発表された『ディス・イズ・ハプニング』から7年を経てリリースされた2017年発表の復帰作『アメリカン・ドリーム』となっている。
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