ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはオアシスの再結成について自身の見解を語り、「僕らが一段落するまで待ってくれたのはありがたい」と述べている。
アレックス・ジェームスは2007年刊行の『ブラー ブリット・ポップと100万ポンドのシャンパンの日々』、2012年刊行の『オール・チーズ・グレート・アンド・スモール』に続いて発売される書籍『オーヴァー・ザ・レインボー』について『オブザーヴァー』紙のインタヴューを受けている。
ブラーも何度か公演を行ってきたウェンブリー・スタジアムで再結成公演を行うオアシスについて尋ねられると、アレックス・ジェームスは次のように語っている。「本当によかったよね。嬉しいよ。彼らは素晴らしいし、彼らのことは好きなんだ」
「名前は伏せておくけど、なかには部屋に入ってくると、『なんてこった。あいつがいるよ』というような人もいるんだけどさ。(オアシスの場合は)どっちが部屋に入ってきても、『よお』という感じになるんだ。リアムは素晴らしいシンガーだし、ロックスターにならざるを得ない人物だよね」
「それに僕らが一段落するまで待ってくれたのはありがたいよね」とアレックス・ジェームスは続けている。「思いやりのある振る舞いだよ」
ブラーは昨年7月に最新作『ザ・バラード・オブ・ダーレン』をリリースして、11月までワールド・ツアーを行った後、今年のコーチェラ・フェスティバルに出演している。
グレアム・コクソンも10月にオアシスの再結成について自身の見解を語っており、「彼らにとってもよかったし、ファンにとってもよかった」と語っている。2023年、デーモン・アルバーンは「再結成が実現することは保証するよ。実のところ、賭けているんだ。彼らは兄弟だからね。仲直りするのを見られたら素晴らしいよね」と語っていた。
1990年代にライバル関係にあったことで知られるオアシスとブラーだが、ライバル関係を描いた舞台がロンドンのウェスト・エンドで上演されることも決定している。
アレックス・ジェームスの著書『オーヴァー・ザ・レインボー』は12月5日に刊行される。
オアシスは長く待ち望まれていた再結成が実現することが発表されており、来夏にUK&アイルランドで大規模な公演が行われることが決定している。その後、再結成公演は北米、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることも発表されている。
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