ブラーのギタリストであるグレアム・コクソンは「ABBAヴォヤージ」のようなデジタルを使った公演には前向きだが、一つ条件があると語っている。
グレアム・コクソンは「ラジオX」との新しいインタヴューでデジタル公演のために自らのアヴァターを作る可能性について語っている。グレアム・コクソンはそこについては前向きであるものの、「若い頃」の自分を描いたものでなければ、そのアイディアを支持できないと述べている。
「まあ、デーモン・アルバーンはゴリラズでその手のことは取り組んでいるだろ?」とデーモン・アルバーンは語っている。「だから、やってみてもいいと思う。様子を見てみることにするよ。少し若い頃の僕らなら、いいものになるんじゃないかな」
2022年春に開幕した「ABBAヴォヤージ」はロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークにある特設会場で上演されている。この公演はたちまちヒットとなり、初年度で100万人以上の来場者を記録している。
この公演を受けて、他のアーティストもデジタルによる公演に興味を示しており、最後のワールド・ツアーを締めくくったキッスもアヴァターによる公演に乗り出そうとしている。
ノエル・ギャラガーもオアシスのデジタル公演の可能性について語っており、「賛成だ」と語っている。
ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「正直、感動したんだ。オアシスでやりたい人がいたら、声をかけてほしいね。賛成するよ。『いいね』と言って、あそこにいる人物と話をしてもらって、数字のことを整理して、彼がそれを伝えてくれるだろうから、それでイエスかノーかを返事するね」
ブラーは7月19日にUK&アイルランドでドキュメンタリー作品『ブラー:トゥ・ジ・エンド』が劇場上映されている。
ドキュメンタリー『トゥ・ジ・エンド』についてプレス・リリースでは次のように記されている。「30年以上にわたってバンドメイトを続けてきたデーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリーの4人が昨年7月に行われることになった初となるロンドンのウェンブリー・スタジアムを控える中で2023年初頭に再び集まって新曲をレコーディングした、その友人関係を追ったものになります」
ブラーはライヴ映像作品『ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』が9月6日に劇場公開されることも決定している。『ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』はライヴ・アルバムとしてもリリースされることが決定しており、7月26日にリリースされる。
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