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ティナ・ターナーはスポークスパーソンによって亡くなったことが発表されている。享年83歳だった。

訃報を受けて、エルトン・ジョン、ミック・ジャガー、ロニー・ウッド、デボラ・ハリーらは追悼の意を表している。

「ロックンロールの女王ことティナ・ターナーはスイスのチューリッヒに近いキュスナハトの自宅で長い闘病生活の末に83歳で穏やかに今日亡くなりました」とスポークスパーソンは現地時間5月24日に発表している。

「世界は彼女という音楽的レジェンドであり、ロールモデルを失うことになりました」

ティナ・ターナーについてはソーシャル・メディアでさらに長い文章が投稿されており、次のように述べられている。「大きな悲しみと共にティナ・ターナーが亡くなったことを発表します。彼女は音楽と人生への限りない情熱で、世界各地の多くのファンを魅了し、次世代のスターに影響を与えました」

「今日、彼女の音楽という最高の作品を私たちに残してくれた親愛なる友人に別れを告げることになります。家族のみなさまにはお悔やみを申し上げます。ティナ、あなたを私たちは心から惜しむことになるでしょう」

テネシー州ナットブッシュでアンナ・メイ・ブロックとして生まれたティナ・ターナーは“What’s Love Got To Do With It”、“The Best”、“Private Dancer”といった曲で知られている。

彼女は近年多くの健康問題に悩まされており、2016年には腸ガンと診断されている。2017年には腎臓移植も受けている。

ティナ・ターナーはキャリアを夫と共にアイク&ティナ・ターナーとして始め、“Proud Mary”、“River Deep, Mountain High”といった曲で名を上げている。

結婚生活でドメスティック・ヴァイオレンスを受けてきた彼女は1976年にアイク・ターナーと別れ、ソロとしてのキャリアに乗り出している。

ティナ・ターナーはキャリアを通して8つのグラミー賞を受賞しており、2021年にソロ・アーティストとしてロックの殿堂入りを果たしている。ティナ・ターナーは1991年にアイク&ティナ・ターナーとしてもロックの殿堂入りを果たしている。

音楽界からは追悼の声が寄せられており、エルトン・ジョンはインスタグラムで次のように述べている。「世界で最もエキサイティングで、電撃的なパフォーマーの1人を失うことになりました。レコードでもステージでも完全なる伝説でした。彼女は手の届かない存在でした。アーウィンと家族にお悔やみを申し上げます。悲しいニュースです」

ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは「素晴らしい友人であるティナ・ターナーの訃報に悲しんでいます」と述べている。

「彼女はものすごく才能のあったパフォーマーにしてシンガーでした。彼女は刺激を与えてくれ、あたたかく、愉快で、寛大な人でした。若い頃、彼女は私のことをいろいろ助けてくれました。彼女のことを忘れることはないでしょう」

ブロンディのデボラ・ハリーは「ティナ・ターナーのエネルギー、創造性、才能の支持者」だったと述べている。

「彼女はテネシー州ナットブッシュの田舎にある綿花畑から始まって、トップにまで登りつめました。ティナは私が活動を始めて、今日まで続けてこられた大きなインスピレーションでした。ティナ、愛しています。安らかに」

ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドはティナ・ターナーについて「ロックとソウルの女王で、家族にとって親愛なる友人だった」と評している。「ティナ・ターナーの家族、友人、愛する人に愛と祈りを」

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