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コールドプレイのフロントマンを務めるクリス・マーティンは、あるカメラマンがクリス・マーティンの車にひかれたと主張する今年初めの出来事を受け、法的措置に直面していると報じられている。

クリス・マーティンは、1月に愛車のジープで、あるパパラッチを意図的にひいたとして、現在告発されている。「TMZ」が報じたところによると、カメラマンのリチャード・テリーが訴えを起こしており、その内容はクリス・マーティンが「故意にハンドルを鋭く右に切ったことで、ジープが歩道に乗り上げ、リチャード・テリーをひくことになった」というもの。

リチャード・テリーは訴訟において、クリス・マーティンが「芸能ニュース関係者に対して、乱暴な行為を何度も働いたという見過ごせない前歴があり、それは現在も続いている」として告発している。

その出来事が起こったのは、クリス・マーティンがカリフォルニア州サンタモニカのレストランから帰る時だったと言われている。ゴシップ・サイト「TMZ」は、この出来事がリチャード・テリーと同業の写真家により、カメラに収められていると報じている。

一方、コールドプレイは、来たる『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』のツアーで、ファンからのリクエストを受けつけることを明らかにしている。

フロントマンのクリス・マーティンは、セットリストのほとんどは完成しているものの、観客が好きな曲をリクエスト出来るパートを残してあると語っている。

コールドプレイは、来夏にUKツアーの一環として、ウェンブリー・スタジアムで6月15日から19日の4日間にわたってライヴを行う。ニュー・アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』を引っ提げた今回のツアーは、バンドにとっては3年ぶりのツアーとなる。

「このツアーではリクエスト・コーナーみたいなものをやろうと思っているんだ」と、クリス・マーティンは『ザ・サン』紙に語っている。「みんなにその曲を僕たちに演奏してほしい理由を聞けば、その曲を演奏する目的ができるわけだからね」

「パスポートの証明写真を撮る写真ボックスみたいなものを作りたいと思っているんだけど、そこに入ってもらって『デレクです。演奏してほしい曲は”The Hardest Part”です……』といったようにリクエストをしてもらうんだ。だから例えば、僕たちが『パラシューツ』から”Spies”を演奏する時には『これはボルトンからヘレンに贈る曲です。この曲を聴くと彼女はお父さんのことを思い出すそうです』といったコメントとともに演奏できたらいいよね。今のは悪い例だし、本物じゃないけどね」

そしてクリス・マーティンは次のように加えている。「昔の曲を演奏することを楽しんでいるんだ。これで、このツアーのセットリストが最初から最後まで満足のいくものになるよ」

コールドプレイは来夏、ニュー・アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』を引っ提げたUKツアーを行う。詳しい日程は次のとおり。

Manchester Etihad Stadium (June 4, 5)
Glasgow Hampden Park (June 7)
London Wembley Stadium (June 15, 16,18, 19)

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